2014年2月22日土曜日

最後の授業参観

次男の小学最後の授業参観に行った。

小学卒業まで残り1ヶ月の6年生達の言葉は、保護者達の涙を誘った。

「お腹が痛い思いをして産んでくれてありがとう」とか

「心配してくれてありがとう、支えてくれてありがとう」とか

「立派な6年生にしてくれてありがとう」とか

そしてこの言葉には感動した

「僕達、私達は自分を生きて行きます。一生懸命生きていきます!」

クラス全員が英語と日本語で将来の夢を語った。

彼らの夢を聴いていて、こちらまでワクワクした。

教室の壁に貼ってあった「生きる」というタイトルのそれぞれの詩は

子供達の活き活きした言葉で表され、清々しい風を感じさせた。

次男の詩もまた、彼らしい真っ直ぐな言葉で描かれ、心打たれた。

8歳で父親を亡くした少年が

「家族といられるということ」「手で家族をさわれるということ」「目で家族が見れるというと」

それが「生きる」ということだと感じたのだ。

過去でも、未来でもなく「今」を精一杯生きている、そんな気がした。

見えること、触れられること、体験出来ること

それらを思いっきり味わっているような、そんな気がした。

もうすぐ卒業。

子供4人、小学生の保護者として13年間、ようやく私も小学校を卒業。

子供と共に進級しよう。

人生は一生、学びだから。

卒業式は保護者としてではなく、教育委員として壇上で祝辞を述べさせて頂く。

息子と共に成長してきた、同学年の友達にも、心を込めてお祝いの言葉を伝えよう。

そして、子共を育ててきたお母様達にも、同じ母親として

子育ての苦労に労いの言葉を届けよう。

お世話になった先生方にも感謝でいっぱいだ。