2014年2月21日金曜日

大雪



この度の大雪でカーポートが倒れ、その下敷きになった愛車。

主人が残して逝った、エスティマハイブリッド。

右サイドの窓が割れ、左天井部分が凹んだ。

私が落胆していると、子供達が「これだけで済んで良かったじゃん」

たしかに 

フロントガラス、ボンネット、ライト、天窓は ぎりぎり守られた。

右窓が割れたくらいで、運転には問題ない。

ただ、修理に2ヶ月程の待ち時間がかかるとのことで、代車の手配も出来ないとの事。

取り合えず応急処置として厚めのビニールシートを貼ってしばらく乗ることにした。

カーポートの撤去には結構時間がかかったが、かかったのは時間だけではなく

撤去代¥126000ー。

生前、主人と「白髪になるまで、ここでお茶しよう」と言いながら作った

二人の共同作品。このウッドデッキは大工さんもよくできていると感心していた。

それが、雪の重みで梁が折れかかってしまった。

かろうじて物干し竿で支えていたが、この梁が真っ二つに割れてしまったら

一気に崩れてしまう。

と、そんな時
ちょうどカーポートの廃材で出たスチール製の軽くて丈夫な柱を適語な長さにカットして頂き

支えにすると、あらら、以前よりも安定したようで、却って良かったような・・・・

それにしても

「それくらいで済んで良かったんじゃない?」と言って、ポジティブに考えられる子供達は

車よりも大事な宝。

ぎりぎり押しつぶされずに済んだのも、主人が守ってくれたからかな?と思うけれど

主人が残して行ってくれたのは車だけじゃない。

雪で大はしゃぎの子供達を見て、命の方が大事だな、、、と改めて思った。

誰も怪我が無く、不幸中の幸いと受け止めよう。