2013年12月18日水曜日

迷い猫

主人はつくづく自宅で終えられて良かったと思う。
最後の息をした場所に、迷い猫がまどろんでいる。

最近うちに居座ってしまった。

一体どこからやってきたのだろう。

なぜ、ここにいるのだろう。

今では、家族の中心的存在で、それぞれの心を読みながら、さりげなく寄り添ってくれる。

年齢的にもとかく家族バラバラに行動してしまいがちだが、この猫がいることで

 みんなが居間に集まり、みんなで猫と戯れる。

例えば長女がピアノを弾くと、そばに来て観客になる。

次女は猫をトトと呼んで、猫と同じ声を出しながら可愛がる。
末っ子は家の中では一番下なのに、なこの前ではお兄ちゃんになる 

うたた寝する長女の隣で同じように眠る