2013年12月4日水曜日

いじめを未然に防ぐための家庭・地域での教育


平成25年度青少年育成推進員三市合同研修会に参加させて頂いた。

講師の原田隆史先生のお誘いを受けて、思い切って出かけて良かった。

テーマが「いじめを未然に防ぐ為の家庭・地域での教育」ではあったが、

これが「答え」という結論を出せるものではなく、真剣に考える場になったと思う。


いじめは大人社会にもある事実、具体的に挙げられた例に愕然としてしまった。

家庭内暴力で親に殺害される子供が、6日に一人の割合でいるという事実、

いじめは学校内の子供達同士だけに限ったことではないのだ。

学校内だけの解決はありえない。

いじめは大きな社会問題。

1時間の講演では語り尽くせないであろう、原田先生の胸の内を聞き出したくて

講演会終了後、お食事を共にさせて頂きながら色々と伺った。

1年半前に原田先生の講演を聴く機会があり、書籍も読ませて頂き、一度直節お会いできたらと思っていた。

以前、原田先生の講演の感想をブログに投稿したのだが、それを読んで下さった原田先生ご自身から、今年になって直節手紙と著書が送られてきた。

一昨年も前のことに対して、とても丁寧な文面で、私の方が驚いてしまった。

今回、実際にお会いして改めて感じたのは「責任感」の強さ。

教育現場だけでなく、世の中に対し、「このままではいけない!」という危機感を持っていらっしゃる。

その為に具体的に行動を起こされ、それが目に見える形で結果に結び付き、更にそれが広がっている。

こうでなくては・・・

人材教育の根本は家庭にある。

特に母親が元気にならなくては、子供は元気になれない。

当たり前なのだが、、、、

母親を元気にするのは?そのパートナーなのだが、離婚率がこれだけ多いとたった一人で抱えなくてはならなくなる。

原田先生の講話を若いお母さんたちに聞かせてあげなくては・・・と思った。

また東京オリンピックに向けて、原田先生のポジションは重要で、
これからますますご躍の場が広がるとのこと。

「力を貸して下さい」と言われ、恐縮してしまったが、
ベクトルが一緒だと確認出来たので、私も私に出来ることで協力出来たらと思った。