2013年11月13日水曜日

青少年の主張大会

毎年、「日高市青少年の主張大会」の審査の時間、ゲストとして歌わせて頂いています。

主催者側から声をかけて頂いて大変光栄に思っております。

今年もピアノの弾き語りを約20分間します。

今回は今年の夏に頂いた「おやさいのうた・替え歌全国歌合戦」の優勝トロフィーを持参して

舞台に立とうと思います。

「高麗鍋仲間の歌」は是非とも日高市民に浸透させたい歌です。

表彰式で歌った時、私の周りで20名のダンスサークルの方々が踊ってくださいましたが

今回もまた踊ってくださるとのこと。

選曲は「高麗鍋仲間の歌」も含め、今年作曲した「空を見上げてごらん」と

現在、「カラオケの鉄人」で全国配信されている私のオリジナル曲

「ありがとうおめでとう」 歌手名;HIROKO を歌いたいと思います。

11月24日、13時~ 日高市総合福祉センター「高麗の郷」 入場無料

私も青少年の主張ならず、中高年の主張を歌を通してしたいと思います。

日高市の小・中・高生たちの主張を聴いてあげて欲しいと思います。

ちなみに私の出番は午後3時からです。

お時間がございましたら、お越しくださいませ。

2013年11月5日火曜日

結婚披露宴の司会

これまで何度も結婚披露宴の司会はやってきましたが、今回のようなケースは始めてです。

というのは、新郎が元受刑者ということで、親族が一人もいない披露宴。

でも、私が見てきた披露宴の中で一番、心温まる、そして希望に満ちた空間でした。

新郎、新婦は敬虔なクリスチャンであり、二人の間には愛と揺るぎない信仰があります。

新郎は刑務所の中でマザーテレサの本と出会い、心揺さぶられ、いても立ってもいられずに

著者に手紙を書いたそうです。

刑務所の中で初めてマザーテレサの存在を知った彼は、弟子になりたいと思ったと言います。

しかし、もうこの世にはいないと知ると愕然とし、それでも何とか教えを乞いたいと

紹介された修道女と文通をすることになり、それがきっかけで刑務所の中で聖書を読むようになったそうです。

再犯を繰り返し20年以上も獄中生活をしていた彼は、ある日啓示を受け決心します。

刑務所から出所した人達を救いたいと思ったと言います。

刑を終え、出所しても、働く場所がない、身内とは縁を切られて頼れる人がいない、お金もない、

住む家もない、経歴が人間関係を邪魔してしまう、世の中の流れについていけない、、、、

結局、刑務所の方が楽だといって、再犯に繋がってしまう。

刑務所に戻って来る受刑者達を見て、また、刑務所内の過酷で悲惨な状況を知り

自分の出所後の役割を覚悟したと言います。

彼は刑務所の中で年老いてガンにかかって行く人、痴呆が進み徘徊する人などを

介護してあげたそうです。といっても十分にしてあげられなかった事が悔やまれるとのこと。

今、彼はNPO法人を立ち上げるための準備をしているのですが、応援している人達の顔ぶれが凄い。

彼の身元引受人は国際弁護士として活躍するベテラン。

彼は今、民間非営利団体マザーハウスの代表として受刑者達の更生支援や社会復帰支援の為

全国を駆け巡っている。

修道院で出逢った新婦は夢の中で彼と結婚するようにお告げを受けたらしく、

自分の理想とする男性とはかけ離れていたものの、彼女も決心して彼を支えて生きることを選択したということです。
この若く美しい新婦は、新郎を良く言わない人がいると、必死になって彼を擁護するそうで

その健気な姿に感動した人達が、披露宴会場で大きな拍手を送っていらっしゃった。

本当は二人でひっそりと式を上げるつもりでいたとのこと、

しかし、出所してきた人達に希望を与えたいと、思い切って盛大な披露宴を上げることにしたと言います。

元受刑者でも、こうして結婚できるんだ!そして父親になれるんだ!!幸せになっていいんだ!

ということを具体的に示したいとあげた結婚式と披露宴。

日本で一番大きい境界、東京都四ツ谷駅前の聖イグナチオ教会で挙げた結婚ミサは厳かで、本当に素晴らしかったです。

司祭さまの言葉も心に染みました。

一人の人間の存在価値について、人は皆、かけがえのない存在。

学歴とか、家柄とか、容姿とか、経歴とか、、、外側では測れない。

魂は皆等しく貴い。世界に二つとない、唯一絶対の存在。

その存在を互いに慈しみ合い、愛し合い、与え合い、神様に喜んでいただけるような過程を築いて行って下さいと。

洗礼を受けた者同士の本当の誓いを、多くの参列者達が見守り、承認しました。


私も司会をしながら、おふたりの永遠の幸せを祈りました。

お色直しの後、私の歌のコーナーがあり、ピアノの弾き語りでオリジナル曲を2曲歌わせて頂きました。
会場のみなさんが、真剣に聴いて下さり、また演奏後にたくさんの方々に声をかけて頂き、
恐縮してしまったくらいです。

これからどんな困難があっても、二人の愛と信仰で乗り越えて行けると確信しました。

来年3月には新しい家族が誕生します。

そして民間非営利団体マザーハウスがNPO法人となる予定です。

2013年11月2日土曜日

朝から有意義な時間を

渋谷区倫理法人会のモーニングセミナーで講師を務めさせて頂きました。

前半は私の著書「自分磨きは姿勢から」の中から

誰でも、いつでも、どこでも 簡単に出きるストレッチ・ワンポイントレッスンをしました。

実際に動いてみる中で、効果を実感して頂けたようで、良かったです。

後半は今、製作中のドキュメント映画「看取り」について

看取り士・柴田久美子さんの紹介や、私自身の体験談を交えながら語りました。

講演終了後の朝食懇談会では、皆さんからの質疑応答や感想を伺い

とても有意義な時間となりました。

大切な方をどのように看取ってこられたか、みなさんの体験談を伺いましたが、

中にはつい2ヶ月前に奥様を亡くされた方がいらっしゃって

涙ながらに語って下さいました。

私自身、主人を見送ってもうすぐ4年になろうとしていますが

確かに「時」が味方してくれたせいか、今は落ち着いて振り返ることが出来ます。

だからこそ映画「看取り」を撮ろうと思いました。

最近人前で講演する機会が増えてきて、自分のお役目なんだと感じます。

執筆活動も、作曲活動、演奏活動、体操指導、映画製作、

これらの自己表現は私一人の意思ではないと。

私を使って表現したがっているサムシンググレートの存在を感じます。

私なりの「答え」を人がどう受け止めるかは、私の責任ではないわけで

只、私は配信していくのみだと割り切っています。

今回の講演でたくさんの方々とご縁を頂き、またCDや書籍をご購入頂き

有難く思っています 。