2013年4月3日水曜日

16歳

3月29日、次女が16回目の誕生日を迎えた。

主人の告別式で、彼女は主人への手紙を遺影に向かって読んだ。

「お父さん、叱ってくれてありがとう。

家族の中で私が一番叱られました。

でもその分の思い出があります。

お父さんの娘で良かったです」

泣きじゃくりながら読んで、参列者の涙を誘った場面を忘れない。

あれから3年3ヶ月。

当時中学1年生だった次女も高校2年生。

誕生日にiPhoneを買ってあげた。




















16年前に彼女を出産した事が、まるで夢のように感じられた。