2013年2月26日火曜日

十五夜

昨夜の満月は息を呑むほどに美しかったですね。

うっとりしながら眺めていました。

家中の電気を消して、月明かりの中、日本酒を飲みました。

盃に映った月を見つめながら、月のエネルギーを体に流し込むように

味わって飲みました。

太陽の光で充電し、月の光で浄化するという感覚があります。

朝、カーテンを開けてまずは両手を合わせ「ありがとうございます」と感謝。

夜、月に向かって「ありがとうございました」と感謝。

私は太陽より月に惹かれるんです。

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月夜の晩は両手を上げて浄化を託す

闇夜を照らす月明かりの如く

命を眠らす月の如く

草木を育む夜露の如く

天と地を巡る水の如く

人の心と体を潤す水の如く

あまりにも自然に、

気づかれないように、

人の心に寄り添いたい

本当の自分に返れるよう

導いてくれる青い光に

全て委ねよう

見上げた月が、近づいてくる。

あなたは私なんだと囁きながら。

月と一体になっていく。

自分の命が宇宙の一部となる瞬間

平安が私を満たす。

恐れるものなど何一つないんだ。

月の光に照らされ、細胞の一つ一つが再生されていく。

欠けては満ちて生まれ変わる月に、魂が永遠であることを思い出す。

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俳優・藤岡弘 


皆さん、初代・仮面ライダーをご存知ですか?

本郷剛士(ほんごうたけし) 私の初恋の人かな・・・

正義心が強く、勇敢で、真っ直ぐで、かっこよく、何より強い。

理想の男性像でしたねぇー

俳優、藤岡弘さんは今でも憧れの人です。

なぜなら、自分に厳しく、自分流を確立しているから。

自分の世界観をきちんと持っている人ってあまりいませんよね。

こだわりを持っていらっしゃる。

変な頑固さではなく、柔軟性を備えたこだわり。

藤岡さんは、俳優ですが、武道家でもあります。

海外ハリウッドでも認められた実力者です。

その藤岡さんが、日高市にやって来ます。

高麗神社にて四方祓いの演武を奉納されるとのこと。

観覧は無料です。

是非お越し下さいませ。


2013年2月20日水曜日

第5回 高麗鍋コンテスト

2月3日 第5回 高麗鍋コンテストが盛大に開催され、

会場となった高麗神社の高麗家住宅前には約3000人の来場者がありました

15チームが出場、用意された約500食は開始から約1時間で完売。

今年は審査員として駐日韓国大使館総領事のキムジンスク夫妻も加わり

高麗鍋コンテストが広く認知されるようになってきたことを実感しました。

毎年司会を務めさせて頂いてますが、私なりに思い入れがあります。

第1回目は主人がまだ元気でした。

第2回目の高麗鍋コンテストは主人が亡くなって四十九日も立たないうちに

司会を務めました。
喪失感を乗り越え、亡き主人の供養として司会を引き受けました。

高麗鍋の発案者の一人として、主人はその啓蒙に力を入れていましたから。

日高市のまちおこしに貢献したいと、

高麗人参の研究家としての実績を還元しようとしておりました。

何の関わりもなかったこの土地に引っ越して来ましたが

暮らしてみて初めて分かりました。

この土地とこの土地を開拓していった渡来人たちに呼ばれたのだと。

高麗人参博士が高句麗と縁の深い土地に移り住むようになったのは

決して偶然ではないと感じました。
更にはっきりしたのは

我々が越してきてから半年経った頃、建郡記念日が5月16日であることが判明。

その日を祝うために、高麗郡地場産チャリティーバザールが開催されることになり、

越してきて間もない立場でありながら、第1回目から主催側として関わることになりました。

こうして結成された高麗郷’Sは2016年の高麗郡建郡1300年祭にむけて

中心的に動いてきました。

これをする為に、この地を盛り上げる為に、呼ばれて来たのだと夫婦揃って感じました。

薬学博士としての経験を、地元に活かすきっかけを得て

研究一筋だった主人は、地域の人達と関わることでどんどん変わって行きました。

自分の研究だけでなく、日高市をどう活かすかがテーマになりました。

連れ添ってきた私には劇的な変化に見えました。

当時の大澤市長にも夫婦で面会に行きました。

1300年を迎えるその時に、この地を訪れる人達に振舞ってあげられる料理、

この土地ならではの、この土地の歴史と文化を感じさせる一品、

味はもちろん、健康的で、食べた人の中で生き続ける、忘れられない逸品

そんなことを真剣に考えていました。

高麗鍋の条件
1、キムチ味であること
2、地場産の食材を使用
3、高麗人参を入れる

3が無かったらタダのキムチ鍋、そこに高麗人参を入れることで区別化を図る。

年々、市内外に知れ渡って行くのが嬉しかったです。

それまで主人は研究家として、私は全く違う舞台方面で

夫婦でありながら別々の分野で自分を活かす事にエネルギーを費やしてきましたが

高麗鍋が我々夫婦を同じ方向に向かわせてくれました。

関わる人達も、それまでは互の専門分野の人間関係が別々にありましたが、

高麗鍋を通して出逢う方々は、夫婦共通の人脈となりました。

書ききれませんが、高麗鍋は私達夫婦のもう一人の子供のような気もしています。

我が家では2週間に1回は高麗鍋を作っています。

子供たちは「お父さんの高麗鍋」と呼んでいます。

市内の学校給食に高麗鍋が出る日は、学校に出向いて

児童達に高麗鍋の説明をしています。

高麗鍋コンテストの司会でステージに立つと、

会場のどこかに主人がいるような気がしています。

昨年の埼玉県B級グルメコンテストで優勝したのが「高麗鍋」です。

ついにここまで広がって来ました!

今回の高麗鍋コンテストの様子はNHKの朝のニュース番組でも紹介され

全国に配信されました。

  *地元の文化新聞に掲載

「高麗鍋に使う高麗人参は日高産であるべき!」と

市内での栽培に掛けていた主人の志を受け継いで、

一生懸命に育ててくださっている方々がいらっしゃいます。

その成長過程を伺う度に、有り難く思います。

収穫までに6年の歳月が必要な高麗人参ですが、

高麗郡建郡1300年祭に献上できるようにと植えて、

主人はその年の暮に亡くなりました。

主人の生きた証を残そうと、日高市でキムチを作って25年のサンドラキムチ・加藤社長は

主人が亡き後に認可されたナノ型乳酸菌を入れたキムチを商品化

パッケージにも主人の名前を入れて下さいました。

主人が人生の終わりに選んだ土地が、今 

こうして温かく主人を受け入れてくれていると思うと、

主人の分も幸せだなぁと思います。

主人が残していってくれた「高麗鍋」という種を、多くの方々の支えを頂きながら

これからも大切に育てていきます。







2013年2月18日月曜日

天のしずく

「天のしずく」という映画を観ました。







































食をテーマにしたドキュメンタリー映画でこんなに泣くとは思いませんでした。

会場も涙の渦でした。

上映前に、河邑厚徳監督の舞台挨拶があり、映画に込めた思いを

淡々と語ってくださいました。

いきなり「水を受け止めるのは何ですか?」という監督の問いかけ。

???

監督の答えは「土」

天から降ってくる水を受け止めるのは大地です、と。

天と地を水が繋いでいる。

命の源は水。

生まれる前に母の体内で生きていた頃は「羊水」に包まれていた。

地上に出て最初に口にするのは母の「母乳」

地球は「水の星」とも呼ばれる。

水に生かされていることを伝えたかったのだと感じました。

私も自分の著書「自分磨きは姿勢から」で、水の貴さを伝えています。

ライブでは水の結晶の写真集を使って、オリジナル曲の解説をしています。

また私のメールアドレスはmizu_arigatouです。

80歳を超える料理研究家の辰巳芳子さんを追いかけた映画ですが

その生き様から、生きていく上で何が一番大切かを教えて頂いた気がします。

人の中に愛があるのではなく、人と人の間に愛があるのだと思いました。

人を生かすのは食べ物だけれど、

肉体を維持することが目的で生きているわけではないわけで

魂を生かす食べ物が、心を育み育てるのだと思います。

食材に感謝する、その食材を生んだ太陽と大地に感謝する。

食材を育ててくださった生産者さんに感謝する

食すことは命への敬意。

他の生き物の命を頂いて、長らえている我々人間の命。

「お命、頂戴いたします」




















みなさんはこの世を去る直前に食べたいものは何ですか?

私はこの映画を観て一杯のスープを飲みたいと思いました。

天と地の恵、そして作り手の愛情がたっぷり詰まったスープ

それは同時に、大切な人が息を引き取る前に飲ませてあげたいスープでもあります。

あぁ美味しい、幸せ、大満足、ありがとう、生きてて良かったー!

その人の人生が安らかに終えられるよう

ありったけの愛と感謝を込めて、手間を掛けて、丁寧に丁寧に作ってあげたいと。

心が折れそうな時に、

そっと支えてあげられるようなスープを作ってあげられるように、

日頃からキッチンに立つ時は、食材に感謝し、食べる人の顔を思い浮かべながら

祈るようにして作りたいものです。

つい忙しさのせいにして、手抜きしてしまいがちですが、

そんな時は辰巳芳子グランマを思い出すよう心がけたいと思います。

スパイスは愛情。




















この映画、是非ひとりでも多くの方に観て頂きたいと思います。

2013年2月10日日曜日

バレンタイン・ライブ

2月9日 今年最初のライブを行いました。

いつも聴きに来て下さる方々、

横浜からこられた方

先月、渋谷で行ったセミナーに参加してくださった方

一週間前、次女の高校のPTA役員会議で、初めて顔を合わせた方

初めましての方々、

カップル、ご夫婦、友人同士、仲間同士・・・

寒さが厳しい中、たくさんのお客様に来ていただいて、有難かったです。

お客様参加型のコーナーはとても盛り上がり、会場に一体感が生まれ

私も楽しませて頂きました。

市内のロータリークラブの方々がたくさんいらして下さったので、

私が1年半前に依頼を受けて作曲させて頂いたロータリークラブのテーマ曲を歌いました。

定例会では、毎回会員さん達がこの歌を歌って下さっているとの事。

今後、この歌が歌い継がれていくことを思うと、胸がいっぱいです。
オリジナル曲の他に、

Amazing Grace や MoonRiver   Fly me to the Moon ,  Stand by me

蘇州夜曲、 五番街のマリーへ、ハナミズキ、あの花のように、

私が今、とても大切にしている歌「愛の奇跡」

そして最後に「生きていく明日からも」を歌いました。

この歌は、FBで知り合った私と同じ境遇で、同年代の方が教えて下さった歌で

飯田史彦さんが作詞作曲された、スピリチュアルな歌です。

3.11の震災から来月でまる2年というこの時期、

犠牲になられた多くの方々、そして亡き主人への思いも合わせ用意していました。

最後に歌ったわけは・・・

実は4日前に大切な友人が40歳という若さでこの世を去り、

お葬式に行けない代わりに、この歌を葬送歌として送って差し上げたと思ったんです。

訃報直後、いたたまれず、

FBで亡くなった友人(にぽぽさん)への正直な思いを投稿すると、

200件以上の方々から反応があり、励ましのコメントもたくさん頂きました。

尊敬していました。

一ヶ月半前に一緒にイベントを行ったばかりで、

記念写真はお互いの頬がくっつくくらいに寄り添って撮りました。

私のFBの投稿に毎回「いいね」をつけて下さり、

それが励みにもなっていました。

天国に届けとばかり、感謝の祈りを込めて最後に歌いました。

アンコールは用意していなかったのですが、

リクエストに「上を向いて歩こう」を頂き、有り難く歌わせていただきました。

出だしは英語のアカペラで歌い、途中からピアノ伴奏を入れ日本語で歌いました。

ライブ終了、3枚目のCDアルバムをご購入くださった方々にサインを入れさせて頂きました。

2013年2月8日金曜日

竣工式・司会

先日、介護施設が川越市にオープンし、その竣工式の司会を務めて参りました。




















元副知事、川越市長や県議会議員、他、坂戸市、飯能市、の市議会議員の方々はじめ

医療関係者、福祉関係者の皆さんが出席、祝辞を述べ、

立食パーティ形式で歓談

マグロの解体ショーもあり、約300人のお客様の口を楽しませていたようです。

私は個人的にマグロはあまり食べませんが・・・

姿まるまるを見てしまうと、なおさら食欲が失せてしまいました。

私は毎月、数箇所の介護施設を、ボランティアで演奏しに行かせていただいていますが、

職員は重労働のような気がします。

肉体的にも精神的にも。

私は時々出かけて行って、歌ったり、ゲームをしたり、リトミックを教えたりしているだけですが

そこが日々の仕事場となったら、やはりきついと思います。

実際、主人の闘病生活を支えていた頃、私自身も何度か倒れてしまいました。

意識を失ったこともあります。

まだまだ介護の現場は理解されていないように思います。

仕事がハードな割に賃金が安い現状を踏まえた上で、どのように対処して行くべきか

来賓の方々の挨拶にもありました。

埼玉県は病院ベッドの数が全国にに比べて少ないらしく

病院と介護施設との連携が大切だとの話でした。

私は個人的に、ベッドを増やすことより、

ベッドに寝込まずに済むように、予防学を徹底的に指導することも大事だと思います。

病院やドクターの数が少ないと嘆くのではなく、増やさなくても済むように

各自が自身の中に免疫力とか回復力とか自然治癒力とか、名医がいることを自覚し、

日頃から食生活に気をつけたり、運動を心がけたり、ストレスの発散方法を構築したり

生活習慣を見直すことが大事だと思います。

病気は、明らかにメッセージですから。

老人介護に関しては本人よりも、周囲の理解や覚悟が問われるような気がします。

痴呆が進み、徘徊してしまう人はスピリチュアル的に見ると

「どこかに行きたい!」という思いが「どこにも行けなかった」という願望から来ているとのこと。

行きたいけど 行けなかった。自由に行ってみたい。

残りの人生でその思いを叶えたい、という本人の思いが体を動かしてしまうと

聞いたことがあります。

暴食は、食べたいものが食べられなかった・・・

食べても食べても食べたことを忘れてしまう。もっともっと食べたいと口にしてしまう。

暴言は、言いたいことが吐き出せなかった・・・

大声で喚いてしまう。叫んでしまう。同じことを繰り返し言ってしまう。

我慢し続けて来たことを精算してから旅立とうと、老後に現れてしまうのだと。

もしそれが本当なら、

今現時点で体が元気なうちに自分の思いに正直に生きたいと思います。

そして介護するにあたって、相手のそんな事情を組んであげたいと思います。




2013年2月6日水曜日

満席

お陰さまで2月9日のライブは予約満席となりました。

ありがとうございます。

東京都内、川越、飯能、からのお客様もいらっしゃるようで、有り難く思っております。

オリジナルの他にカバー曲も歌います。

お客様参加型のお楽しみコーナーもご用意しました。

1年半前、地元のロータリークラブのテーマ曲を作曲させていただきましたが

今回、ロータリークラブの方々がたくさんお出で下さるとのこと

今回のライブで歌わせていただこうと思います。