2012年4月7日土曜日

No8・高校入学式

次女の入学式に行って参リました。

“今日から ここで高校生活を送るんだぁ~”と、自分の高校時代を思い出していました。

415名の新入生達の後ろ姿を見つめながら、

415通りの生き方、そして夢があるんだと感じました。

この3年間でたくさんの経験と感動を重ねて、逞しく成長して欲しいと思います。

来賓の挨拶の中に印象深い言葉がございました。

“富士山と向き合って会話するも良し。

どうやって、そんな美しい均等な形になったんですか?と問いかけてみたらどうだろう?

富士山は何と答えるだろうか?

初めからこんな形だったわけじゃないんだ。

おれだって長い期間が必要だったんだ。

けっこう苦労して来たんだぞ。

そして、それが好奇心になり、歴史を調べるようになる。

人生はプロセスだ。

プロセスが人間を創造する。結果ではなく、途中の努力が人間を育てるのです。

しかし、努力して得た知識も、使わなければ意味がない。”

というようなお話でした。

また学年主任の挨拶では

「解より問」 をテーマに話されて、私自身とても納得致しました。

解き方を暗記し、正解を求めて、答えで頭をいっぱいにする事よりも

何故? どうして? だから? それならこの場合は?と 問う 問い続ける。

その姿勢を育てていきたく思います。というような内容でした。

それは亡き主人の研究家としての姿勢そのものです。

“どうしてなんだろう?”知的好奇心が全てに於いての原動力でした。

決して鵜呑みにしない。まずは本当だろうか?と自分なりに考えて見る。

私も大分影響されました。

「解より問」 

自分自身にもきちんと問いかけが出来るように育って欲しいです。



そして式終了後、学食に寄って例のてんつくマンの巨大書下ろしを、

改めて見てみました。

既に10年前の作品です。

今日で見るのは4度目ですが、同じ作品なのに見る度に響き方が違います。

高校生に向けて書き下ろしたのかも知れませんが、

高校生を持つ親の立場にも響きます。

「大切にしていくのは、今のキモチ」

心の叫びを、頭で考えて、拒否してしまうことがあります。

常識の中に収めようと、キモチを押さえつけてしまう。

長く生きていると、それが癖になり冒険心もなくなって行ってしまう・・・

今月、てんつくマンがコーチングをした小豆島高校の野球部が県大会で優勝しました。

1919年学校設立以来、初めての優勝。

「やれば出来る!」を、これから日本を支えて行く若者達に伝える為に

学校や、企業、様々な団体・グループで講演活動を続けています。

私には、てんつくマンのような影響力はありませんが、

てんつくマンの力を借りて影響力を与えることは出来るかも知れないと、

そう考えて、てんつくマンの講演会を主催しました。

あれから2か月以上経って、未だに参加された方々から、連絡があります。

また、てんつくマンを呼んで企画して下さいとか・・・でも、

次回は私以外の方が立ち上がって下さると信じています。

10年前、次女の高校にてんつくマンを呼んで講演会を主催した先生がまだ居られるそうなので、

また学校に呼んで下さると嬉しいです。

てんつくマンの他にも色々とご縁を感じた学校ですので、

今年1年PTA役員を引き受ける事にしました。

次女と共に新しい環境で、新しい出会いを大切にしていきたく思います。