2012年3月30日金曜日

No27・青春

ーーーーーーーーーー< 青春 >ーーーーーーーーーーーーーーーー

青春とは人生の一時期の事ではなく心の持ち様なのだ。

バラ色の頬、紅の唇、しなやかな肢体のことではなく

強き意志、豊かな想像力、熱き情熱であり、果敢な勇気と冒険心なのだ。

60歳の者が20歳の若者より、青春真っ盛りである場合もある。

年を重ねるだけでは人は老いない。

人が老いるのは、情熱を手放した時なのだ。

歳月は皮膚にシワを刻むが、情熱の喪失は心を枯らす。

不安や恐怖、失望が心を苛み、精神を弱くしてしまう。

年齢に関わらず、人の心には、未知への憧れや飽くなき探求心、人生への歓喜が住んでいる。

人の心の中にはアンテナがあり、愛と勇気、希望を受信している限り、

人は老いることはない。

アンテナが故障し、それらを受信できなくなった時、

若者であろうと、人は老人と化すだろう。

アンテナを高く伸ばし、希望の電波を受信する限り、人はいくつになろうとも、

青春のまま人生を全うする事が出来るのだ。

 ーーーーーーーーーーーーーーー サミエル・ウルマンーーーーーーーーー

私のブログを読んで下さっている方々の平均年齢は、いったい何歳くらいになるのでしょう?

私と同じ40代くらいかと思いますが、そうすると、成人式から既に20年以上。

20年前を思い出してみて下さい。

当時の自分と比べて、今のご自分はどうですか?

まさか人生に疲れたなんて感じてませんよね。

きっと私のブログをご覧になるくらいですから、私より若々しい事でしょう!

年を重ねるって素敵な事ですよね。

経験が物を言う。って有りだと思います。

過去に戻れるとしたらいつの時代に帰りたいですか?という質問がありますが

皆さんは如何ですか?

私はあまりピンとこないんです。

今が一番充実しているので。

“あぁ~幸せだなぁ”と感じた時の自分を超えたいんです。

きっと、あの時の満足感より、もっと満たされる時が来ると信じているからなんでしょう。

そう信じるのに根拠なんてそろえる必要はないと思います。

信じた者勝ち。

私は幸せです!と言った者勝ち。

もっと幸せになれますと宣言した者に、ちゃんと用意されるはずです。

青春、真っ盛り。

皆さん、ますます元気に、ますます力強く、自分の人生を盛り上げて参りましょう!

青春、万歳!!

2012年3月26日月曜日

No25・韓流スター

4月9日(月) 昼頃、高麗神社に韓国の若手人気俳優、チョン・イルさんがやって来ます。

前日は都内でファンミーティングが行われるとかで。

200人御一行様をお出迎えする為に、私も会場入りします。

これまで、俳優のチェ・スジョンさんや キム・ナンギルさんの接待役を仰せつかり

古代衣装を着て、おもてなしをさせて頂きました
高麗郡建郡まであと4年なので、韓流スターも巻き込んで、PR活動を展開していけたらと思います。

本当に、ハングルを学び直さないと・・・

使っていないと、どんどん錆びていってしまいます。

それにしても韓流ブームは冷めませんね。

40~50代の女性ファンが多いとの事、いいですねぇ~

誰かに思いを寄せるって、若々しくいられる妙薬かと。

恐らく、4月9日は普段の高麗神社とは空気が違う事でしょう

前回のお二方の俳優さんの接待をした時、

古代衣装を着て俳優さんの隣に立っただけで、私は韓国人と間違えられてしまい、

ファンの方々が私に向かって一生懸命ハングルで話し掛けて来るんです。

私も、せっかくハングルで話し掛けて下さるので、ハングルで答えると

“通じた、通じたわ!”と、大喜びするんです。

そして、記念に一緒に写真を撮らせてほしいと、人の行列が出来るほど・・・

韓国人になり切るしかないと、ずっと日本語は口にしませんでした。

非日常的時間を提供出来たかな・・・?と思います。

今回の俳優さんは、本当に若くて、清潔感のある方です。

もし一目だけでも会ってみたいと思われる方は、高麗神社にお越し下さいませ。

2012年3月21日水曜日

No19・食べ方と生き方

皆さん、豆苗って食べたことがありますか?

我が家では、豆苗を買ってくると、豆の部分ぎりぎりに切って

くきや葉っぱの部分を食べ、


根っこが水に浸る様な状態にして、日当たりの良い場所に置いておきます。

すると、たちまち成長して

あっという間に

第2弾が口に入るという仕組み。

更にもう一度、同じことを繰り返します。

胡麻油でさぁっと炒めて、醤油で味付けして食べます。

成長過程を見ていた子供達は、もったいなさそうに、しかしながら有難く食べます。

「命を頂く」

お肉も、お魚も、野菜も、同じ地球の生き物なんだよ。と言い聞かせています。

極端な言い方をすれば、人間は殺しながら生きている。

肉や魚は、動く生き物=動く物 → 動・物

動き回っていた物を、動かない状態にして、自分の体に取り入れる

動物に比べ、植物は、大地に根を張って、栄養と水分を吸い上げながら

太陽に向かって、その場所でまっすぐに成長をしていく。

そして食べごろになると、そろそろ収穫して下さいと合図を送る

果物は色付いたり、勝手に木から落ちたり

根菜類も土の中の状態を、土の表面から出る葉の色や大きさで知らせてくれる。

そういう事を考えても、動物より植物の生命力を頂く方が自然だと思います。

我が家では、肉はほとんど食べません。

野菜も、なるべく生で食べるようにしています。

牛乳も飲みません。豆乳です。

卵もあまり食べません。

我が家のキッチンには砂糖はありません。

白砂糖は買ったことがありません。

料理に砂糖を使った事がありません。

たまに蜂蜜や、沖縄の黒砂糖、オリゴ糖を使います。

米は玄米と白米の割合 8:2くらいです。

味噌は手作り味噌です。

そして大事な事は、「何を」食べるか ではなく、「どう」食べるか

「美味しい」物を食べるのではなく、「美味しく」頂く

食べる場所、食べる相手、食べる時の気持ち

大好きな人と楽しい話をしながら食べたら、どんなものでも美味しく食べられますよね

どんな高級料理でも、暗い話題や、食べる相手と良い関係でなければ

決して美味しくないでしょう。

昨日、用事があり長女と川越に出かけ

飲食店街の、食欲をそそる美味しそうな匂いについつい暖簾を潜りたくなりましたが

結局、家に帰り、二人でキッチンに立ち一緒に調理しました。

家族で食卓を囲みながら、“我が家が一番!”と長女が言いました。

我が家族は皆、小食です。

腹8分は多いです。

そんなに食べる必要はありません。

高校2年生の長女は、朝食は取りません。

食べない方が、頭が冴えて授業に集中出来るんだそうです。

4人の子供達はみんな痩せていますが、とても健康です。

インフルエンザの時期も、花粉の時期も、いたって元気です。

予防接種は、あえてしません。

薬も飲みません。

ジャーナリスの船瀬俊介先生も「食べない工夫をしなさい」と言います。

私も付き合いで、懇親会とか打ち上げで食べ過ぎてしまう事がありますが

その後は、プチ断食をして胃腸を休めます。

体のエネルギーを、消化・吸収に使わなくて済むと、その分他に回せるという事です。

細胞の再生とか、修復とか・・・

他の生き物の命を頂かない、という状況が、運を呼ぶ。ツキを呼ぶとき聞いた事があります。

何となくわかる気がします。

収支のバランスも大事。

インプットしたら、その分、必ずアウトプットする。

食べたら、燃やす。使う。排泄する。

食べてそのままにしない。脂肪としてたまってしまう前に出す。

食べっぱなしはよくありません。

今後、地球の食糧問題は深刻になってくると言いますが、

今の時代、先進国は食べ過ぎかと思います。

たとえ質素なものでも、

大切な人と、たくさん会話しながら、じっくりゆっくり、よく噛んで、味わいながら

感謝して食べる習慣を付けたら、

食糧不足の時代も乗り越えられるかもしれませんね。

2012年3月19日月曜日

No17・出会いと別れ

先日『最後だとわかっていたなら』をブログでご紹介致しましたが、

読者の皆さんから色々と反響がありました。

この詩は、9.11同時多発テロの後、アメリカで朗読され、世界中が涙した感動の詩。

この詩を紹介して間もなく、娘がお世話になった方との突然のお別れがあり

(死に別れではありませんが・・・)

相手の方から、ブログを読んでいて余りにタイミングが重なったと連絡を頂きました。

最後だとわかっていたなら・・・

正にそんな心境ですと。

人生、何が起きるか分かりませんね。

てんつくマンがよく言います。

変化を恐れてはならないと、心を常にニュートラルにして変化を楽しもうと。

そして、自分への問いかけをする。

思い通りにならない時、今しか学べない事は何?と

パニックになったり、苦しくなった時、何にフォーカスしている?

選択をする時、いろんなアドバイスを貰ったけど自分の心は何と言ってる?

感謝してる?

どんな問いかけをするかで、その後の行動が変わって来ますよね。

どうして何をやってもうまくいかないんだろう?

どうして信じて貰えないんだろう?

どうしてお金が貯まらないんだろう?

ネガティブな答えしか思いつかない問いかけをしていると、

いつまで経ってもそこからは脱却できないでしょう

てんつくマンの言葉を借りるなら、彼はこんな問いかけをします。

何の制限もなければ何をしたい?

何を一番大事に生きてる?

自分を信じてる?

相手と自分の共通点は何?

等々・・・

自分をポジティブにしてくれる問いかけを、たくさん提示してくれます。

それらを自分に問いかけているうちに、

何物かに自分が捕われてしまっていた事に、自ら気づくようになります。

自分を責める必要は全くないんだと。

他人を責めるには、相当のエネルギーを消耗しますが

自分を責めると、エネルギーが吸い取られていく気がします。

問いかけ力を高めましょう!

自分に何を問いかけるかで人生は決まる

別れがもたらすものは悲しみだけではありませんね。

よりいい関係になる為のステップだったり、

マンネリ化を脱却するためのチャンスだったり

ある意味、卒業証書だったり。

再会の時までに成長するという決意表明になったり。

出逢いも、別れも、ただの出来事。

そこにどんな意義付けをするかでどうにでも変わると思います。

2012年3月18日日曜日

No16・安全保障大討論会

3月17日(土)

入間市産業文化センターで

隊友会(自衛隊OB)主催の「安全保障大討論会」が開催され、司会を務めました。

参議院議員、衆議院議員、元衆議院議員 6名の出演者による

パネルディスカッションや、基調講演会、聴衆者との質疑応答など

3時間掛けて行われました。

これから、激動する国際情勢を踏まえて、日本の対応の在り方等を議論しました。

方法論を聴いても私には、よく理解出来ないところがありましたが

日本の安全を保障する為に、色々と考えている方々がいらっしゃるのだなと思いました。

私は感覚的人間でして、「やり方」よりも「あり方」だと思ってしまうので

「方法論」以前に、「精神的自律」を優先するべきだと感じてしまいました。

「日本人としての自覚」を、国民ひとりひとりが持てる様になったら

国の安全保障についても、違った政策が生れてくるように思います。

でも、世の中には、それぞれの役割分担がありますから、

政治家の皆様には、政治家として出来る事を、責任を持って取り組んで頂きたいと思いました。

No15・バレエ・リハーサル

弓削田淳子バレエ教室の発表会のリハーサルをしました。
私は、毎回アナウンスを担当させて頂いていますが、

実は、ナレーションって、結構緊張するんです。

ステージに立った方が気持ち的に楽です。

観客の反応がよくわかるし、立ち振る舞いや、顔の表情で演出が出来ますが

声だけで、伝えるのは、かなりの集中力が必要です。

バレエそのものが美しい世界なので、そこに乗せる声も、透明で美しく、心地よいものでなくてはならないと思います。

私は仕事柄、客席側の立場で、会場にいる時は、どうしてもアナウンスや司会者のチェックをしてしまいます。

バレエの発表会の裏方は、戦争状態です。

着替えや、次の出番待ちの出演者達が、舞台袖めいっぱいにスタンバイしているので

その中で、冷静に、ナレーションを読むのは

本当に神経を使います。


それにしても、クラシックバレエは、技術的にハードですね

私はジャズダンスが専門でしたから、トウシューズは履いた事がありません。

つま先で立ち続けるって、超人的です。

未来のダンサー達にエールを送ります



No14・中学卒業式

3月15日(木)

次女の中学校の卒業式がありました。

私は、教育委員として、娘の学校とは違う学校に来賓として挨拶をしに行きました。

なので、娘の卒業証書授与の場面は見ることが出来ませんでしたが、

ある意味、新鮮でした。

よその学校の卒業式に出席する事で、客観的に娘の卒業を受け止める事が出来たように思います


私は挨拶の中で、昨年の震災で約1200の親を失った世帯が出来たことを話しました。

働き手を失った母子家庭

家庭を守る母親を失った父子家庭

両方を失った家庭

過酷な状況にあっても、日本人一人一人が心と力を合わせ、一歩一歩ではありますが

前に進んでいるという事。

今この時ほど「絆」や「故郷」を大切さを感じられる事は無いということ

これからの社会は大きな変化が予想されます。

その中を生き抜いていく為に、心がけて欲しい事を3つ

『志』を持ち続けて欲しいと。

例え、3歩進んで2歩下がる事があっても、また、ちょっと立ち止まることがあっても、

目標を見失わないで欲しいと。

そして『和』

力を貸してあげたり、貸して貰ったりする中で、協力しあうことの大切さを感じて欲しいと。

最後に活力の『活』。

主体性の大切さを伝えました。

そこで、私の座右の銘 「動けば変わる」 を送り、意欲的に生きて欲しいと話しました。


卒業生代表の挨拶は、とても立派でした。

“お父さん、お母さん、素直になれなくて、反発してしまう事もあったけれど

本当は、感謝しています。”

父兄の皆さんだけでなく校長先生をはじめとする先生方も、

涙をぬぐって聞いておられました。

卒業生が歌った 「仰げば尊し」 には、泣かされました。

私の子供の頃は「 蛍の光 」も歌っていましたが時代は変わったのですね。

森山直太郎の「さくら」は心せまるものがありました。

特に女子生徒が、涙をぽろぽろとこぼしながら、肩を震わせて歌っているのです。

思わず貰い泣きしてしまいました。

自分の思いを、歌詞に託して歌うと、こんなにも響くものか・・・と

54人の卒業生が卒業証書を受け取ると3年生は退場。


無事に終わりました。

10年後の彼らに会ってみたいです。

校長室で出された、さくらの花の湯

美しくて 飲むのがもったいないと感じてしまう

学校側の配慮を感じました。

卒業式は良いですね。

ある意味、入学式より印象深いです。

初めまして の先生方、クラスメイト、環境で迎える式は

何だかよくわからないまま終わりますが、

共に、切磋琢磨しながら過ごしてきた仲間や、お世話になった先生方

想い出の詰まった校舎と分かれを告げる卒業式は

心に残ります。

我が子の他に、こうして卒業式に出席出来て、感動の場面に出逢える事

また、お祝いの言葉を来賓として伝えられる事

有難く思います。

2012年3月13日火曜日

No13・最後だとわかっていたなら

最近一つの詩が複数の人から届きました。

今日のてんつくマンのメルマガにもありました。

時期的にも心に響く内容です。

私も実感する内容です。

私も通過してきた心の道です。

お届けします・・・・


ーーーー 『最後だとわかっていたなら』ーーーーーーーーーー

あなたが眠りにつくのを見るのが最後だとわかっていたら

わたしはもっとちゃんとカバーをかけて

神様に、その魂を守って下さるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが最後だとわかっていたら

わたしはあなたを抱きしめてキスをして

そしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが最後だとわかっていたら

わたしはその一部始終をビデオに撮って

毎日繰り返し見ただだろう

あなたは言わなくてもわかってくれていたかもしれないけれど

最後だとわかっていたら一言だけでもいい・・・

「あなたを愛してる」とわたしは伝えただろう。

たしかにいつも明日はやってくる

でももしそれがわたしの勘違いで

今日で全てが終わるのだとしたら

わたしは 今日 どんなにあなたを愛しているか伝えたい

そして わたしたちは忘れないようにしたい

若い人にも年老いた人にも約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめられるのは

今日が最後になるかも知れないことを

明日が来るのを待っているなら今日でもいいはず

もし明日が来ないとしたら

あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや抱擁やキスをする為のほんのちょっとの時間を

どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に

その人の最後の願いとなってしまったことを

どうしてしてあげられなかったのかと

だから 今日あなたの大切なひと達をしっかり抱きしめよう

そしてその人を愛していること

いつまでもいつまでも

大切な存在だということをそっと伝えよう

「ごめんね」や

「許してね」や

「ありがとう」や

「気にしないで」を伝える時を持とう

そうすれば、もし明日が来ないとしても

あなたは今日を後悔しないだろうから

  作:ノーマ コーネット マレック   訳:佐川 睦

  【サンクチュアリ出版】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私はどうだったろうか・・・

余命宣告された主人の隣りで

明日が最後になるという発想はありませんでした。

末期症状が出てからも、必ず生還すると信じていました。

息を引き取る3時間前の、最後の会話をしっかり覚えています。

私は、それでも、伝えられた方かも知れません。

体がフェイドアウトしていく中にあっても、

互いの会話の中で魂はどんどん成長して行きました。

結婚生活の中で一番、充実した時間だったと感じています。

長く一緒にいる事が幸せとは言えない、

一緒にいる時間が短いからとしても、それが不幸とは言えない。

私が、きちんと主人に向き合って、正直に色んな事を伝えたのは

余命を宣告されてからです。

日頃から、気持ちを伝え合うって、本当は一番大切な事なのかも知れません。

昨年の東日本大震災では、瞬時にしてたくさんの方々が亡くなりました。

残された遺族の皆様にとって、  

「最後だとわかっていたなら」の詩は、切ない内容かも知れませんが

でも心の奥深い所で理解できる言葉だと思います。

一瞬一瞬に思いを込め、一つ一つの行いに心を込められるようになると

人生の質は深まるでしょうね。

*『最後だとわかっていたら』

3月20日まで、通販限定で定価1050円(税込)→840円(税込)で購入できます

http://www.sanctuarybooks.jp/saigodato/

で、お申込みを。

2012年3月12日月曜日

No12・あれから1年

仙台市若林区荒浜

真っ白に雪が積もった海岸では、太平洋から迫る波に向かい

僧侶が1時間近く祈りをささげていた。

【東京新聞朝刊・3月11日】

震災は終わっていないんですよね。

阪神大震災の後、オウム真理教の地下鉄サリン事件があり

連日流れていた震災のニュースが一変。

マスコミが、オウムの件ばかり取り扱うようになって

被災された方々は、忘れ去られてしまったのではないかと

心細い思いをしたとの事。

『 ショックやった

寂しかった

悔しかった

怒りさえ感じた 

こんな大変な思いをしてる人がいっぱいいるのに・・・

忘れられたって思った。』

阪神大震災を経験された方の言葉です。

忘れられてしまうのが一番辛かったそうです。

今回、てんつくマンは震災後、すぐに被災地に行き

支援活動を開始しましたが

そこで聞いた言葉の中で印象的だったのは

『 津波も怖かった。家も流された。友達も・・・』

『 でも一番怖かったのは、このまま誰知らずに僕達は死ぬのか?

それが一番怖かった 』

ちょうど1年経ちましたが決して区切りではないですよね

まだまだ、辛い思いをされているであろう事を思うと

胸が痛いです。

そして、何かせずにはいられません。

亡くなられた方々の貴い命を無駄にしてはいけない。

犠牲のままで終わらせてはいけないと思います。

2012年3月11日日曜日

No10・雨が止むように

3.11

私達と世界を変えた「あの日」が巡ってきました。

大切な人を失ってからの1年。

心中を察します。

悲しみはいつか終わる時がきます。

私も「時」に癒されました。

主人を見送ってから2年と3か月。

心に穴が開いてしまったような日々も、過ぎ去りました。

主人が去って3か月頃に生まれた「歌」があります。

今年、リリース予定の3枚目のCDアルバムに入っている曲

『雨が止むように』

3.11のこの祈りの日、歌詞をご紹介したいと思いました。

ーーーーーーーー雨が止むようにーーーーーーーーーーーー

1 涙は枯れない どんなに泣いても。
  
  胸を締め付ける悲しみに 眠れない夜を重ねて

  過ぎていく日々。
  
  もう一度会いたい、声を聴かせて

  見上げた夜空にあなたの星 探す

  叶わない再会の時せめて夢の中で。

2 奇跡を信じて支えた日々も、今は忘れたい

  あなたはいないから。
  
  果たせない約束だけが私を押し出す。
  
  悔やんでばかりじゃいられないけど

  償いたいの 私の足りなさを。

  会えるなら伝えたいのよ、

  それでも愛してる。

* 余命宣告、残された日々 未来の夢を熱く語り合った

  添い遂げたいと祈った病室で

  泣きぬれて口付けをした、温もり忘れない

3 降り続く雨も、やがて止むように

  心の傷だっていつかは癒える

  しばらくは続く悲しみも、時が癒すよ

  写真のあなたは切ない位に

  優しい瞳で私を見つめてる

  目を閉じて囁いてみる

  “私は大丈夫”

  あなたに出会えた幸せ携えて、

  これからも私らしく強く生きて行く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ライブでこの歌を歌うと、涙する方が必ずいます。

私も、自分の経験から生まれたこの歌を歌う時は

自分自身と、主人に届けるつもりで歌っています。

お祭り会場のように、楽しい場所では歌えませんが、

とても大切にしている歌です。

3.11

まだまだ悲しみの中にあって、辛い思いを抱えていらっしゃる方々に

私なりの祈りを込めて、今日、お届けします。

2012年3月10日土曜日

No9・バレエ発表会



















毎年、友人のバレエ教室の発表会で司会(ナレーション)を務めさせて頂いています。

毎回、有名なプロのバレエダンサーをゲストに迎えてのステージは迫力があります。

一応、私も若かりし頃、ダンサーとして舞台に立っていた事があるので

ついつい血が騒いでしまって、司会をしながら舞台袖で踊ってます。

バレエや、フィギュアスケートのショーを見る時は、

自然に背筋と首が伸びた状態になります。

ジャズダンスシューズや、タップダンスシューズ、フィギュアスケート靴は

靴棚の奥にしまったまま、何年も履いていませんが・・・

ディズニーランドのパレードや、レビューを見ていても、

つい、振り付けを追いかけてしまったり、

ダンサー達の顔の表情や視線の運び方をチェックしてしまいます。

目が審査員になってしまって、心の底から楽しめません。

今でも、時々舞台で踊っている夢を見ます。

高校生の頃は、舞踊部の部長をしていました。

ミュージカルスタイルの創作舞踊で作品を発表しました。

シナリオも、配役も、振り付けも、衣装のデザインも、照明プランも、音楽の選曲も

全て私が担当しました。

ずいぶんワンマンな部長でしたが、みんな付いて来てくれました。

そこで表現する事の楽しさを味わってしまいました。

中学生の頃は、機械体操部に所属していましたが、

自分の演技に点数を付けられる事に違和感があり

高校では自由に表現できるダンスに目覚めてしまいました。

ビリージョエルの「オネスティ」に振り付けをして、レベルの高い部員7人を選び

学園祭で躍らせました。

今でも、「オネスティ」を聞くと、振り付けが蘇えって来ます。

体を使って、表現するのは楽しいものです。

2012年3月9日金曜日

No8・嬉しいプレゼント

1月29日のてんつくマンの講演会に来て下さった方々から、

今も時々お便りや、メールが来ます。

本当に有難い事です。

その中から、最近届いたお便りの中にこのような言葉が・・・

ご本人が筆で書かれたそうで、私にとってはとてもタイムリーな言葉でした。

特に、日頃から健康で、病気や怪我から縁遠いと、

ついつい、それが当たり前と感じてしまいます。

実は・・・・

今週、左胸の下にしこりを発見してしまい

それが結構な大きさで、もしかしたら、ひょっとして、まさか、これは・・・

と良からぬ事を想像してしまいました。

そして、そう思った瞬間から、免疫力が低下していくのが分かりました。

怖いですね。

「病は気から」というのが良く分かります。

子供達にしこりを触らせるとそれぞれの反応が。

生物が得意な高2の長女は、

“もし、悪性であっても、目に見える部分だから、良かったじゃない。

内臓だと、進行具合が見えないから、厄介だよ。”と

次女は、いつになく家事の手伝いを率先してやってくれるようになり

長男は、睡眠不足が体に良くないんだと言って、

私を早く寝かせようと寝室に連れて行き、しかも一緒に寝てくれて

次男は、いつもの通り、自分の手をしこりの部分に当てて

“まぁくんの手に吸い取ったから、この手をどうにかしなくちゃ・・・”と言い

私は「家族力」を受け取りました。

「免疫力」をアップしてくれる「家族力」

“お母さんは、大丈夫だよ、だって88歳まで生きる事になってるから。”

と言いながらも、色々な事を先走って考えてしまいました。

そして、問いかけました。

どんなメッセージがあるんだろう?

なぜこんな大きさになるまで気が付かなかったんだろう?

今、このタイミングで気が付いたのはどうしてなんだろう?

そんな時に、先ほどの言葉が送られて来ました。

『大切な事はいつも当たり前の中にある』

私だけではなく、子供達にとっても響いたと思います。

看護師の友達に診てもらうと、しこりを触りながら、

可動性があるから悪性の腫瘍ではなさそうだとの事。

病院とドクターを紹介して貰い、鶴ヶ島の個人病院に検査に行きました。

不思議な事があるもので、初めて訪れたそこのクリニックの医院長先生が

亡くなった主人のオペ後の顔と似ていたのです。

思わず、まじまじと見入ってしまいました。

レントゲン検査の危険性は船瀬俊介先生の本でよくよく知っていましたので

超音波検査をお願いしました。

結果?

大丈夫でした。

原因は分かりませんが、脂肪腫でした。

今後、あまり大きくなるようなら切開した方が良いかも良いかも知れませんが

放っておいても問題ないでしょうとの事。

検査結果よりも、この一連の事をどう意義付けするかが大事だと思いました。

てんつくマンがいつもいつも言う言葉です。

出来事はただの出来事。

どう意義付けするかが大事。

過去は変えられへんけど、意義付け次第で受け止め方が変わる。

てんつくマンは言霊についても言います。

「ガン」という言葉から発せられるエネルギーが最悪を引き寄せてしまうと。

なので、彼は「ガン」を「ポン」と呼びます。

「うつ」を「宇宙病」と呼びます。

私は、人生は「経験」と「感動」によって

魂を磨いていく為にあると思っているので

今回、「ポン」の経験を模擬体験させて頂いたと思っています。

過去を振り返って見たり、将来を見つめてみたり、自分の使命を考えて見たり

もし「ポン」だったら・・・と

色々と、生活を見直す機会を与えられました。

でも「ポン」になっても全く大丈夫という確信を持てるくらいまでに

シュミレーション出来たんです。
大袈裟ですが、生還したような気持ちです。

実際に「ポン」と向き合っている方々とは比べようも無いとは思いますが。

「余命半年」と宣告された時の主人の気持ちが分かるような気がしました。

冷静に振舞っていましたが、どれほど不安だったか・・・

「不安」や「心配」や「恐怖」には細胞レベルでの破壊力があります。

逆に、「平安」 「喜び」 「快感」 「自信」には

生命力を刺激するくらいの力があると思います。

そしてそれらは、一人で勝手に生まれてくるのではなく

人との関わりの中で育まれていくものだと思いますので

やはり、大切なのは「仲間」

このように、今回のしこり発見で、大切な事に気づかされた次第です。

皆さん、最悪の事態を想像してばかりいると

それらを引き寄せてしまいますから

希望に溢れた未来をイメージするように心がけましょう。

2012年3月8日木曜日

No7・パトロール

3月7日(水)

中学校のPTA役員の活動内容の一つとして、放課後のパトロールがあります。

市内の、中学生が立ち寄りそうな場所を約1時間くらいかけて回ります。
結局、制服姿の生徒は見かけることなく、何事も無くパトロールが終わりました。

中学生は、先週学年末試験が終わり、解放されている頃かも知れません。

中学3年生は、明日、公立高校の合否が発表されます。

皆さんは、中学時代の放課後はどのように過ごしましたか?

私はほとんど部活動でした。

器械体操部が楽しくて楽しくて、そこでエネルギーを発散していました。

秋田の山奥で生まれ育ちましたので、夕方には町全体が暗くなりました。

うろうろする場所が無かったのが幸いだったのでしょうか・・・

中学生の動向をパトロールする必要はありませんでした。

時代は変わりましたね。

2012年3月7日水曜日

No6・サンキャッチャー

サンキャッチャーとは、窓辺に飾って、光の反射を楽しむインテリア・アクセサリーです。

クリスタルガラスのサンキャッチャーは直接日光が当たると、部屋の中にたくさんの虹色の模様を映し出してくれます。

天井に虹色の光が映し出されています。
















太陽の位置によって、光の反射も変わっていきます。

とても癒されます。

7色のサンキャッチャーは友達へのプレゼントとしても喜ばれます。かさばる物でもないですし、窓際につるすだけで、部屋全体が浄化されそうです。

また、天使の置物がたくさんありますが、

この子達の表情も色々で、リラックスします。




天使が見守ってくれているのか、観葉植物たちも元気です。


夜は最低限の灯りだけで過ごします。

計画停電ではありませんがキャンドルだけで過ごす時もあります。

関節照明を使って、のれんの月を照らしてます。

仕事に家事に育児に忙しいお母さん達へ、

ぼうっとする時間を10分でもいいので持ちましょう。

2012年3月6日火曜日

No5・ヘアメイク リーフ

私は1年に1回しか美容院に行きません。

普段は自分でカットしたり、髪を染めたりしています。

17歳の長女は生まれて一度も美容院に行ったことがありません。

定期的に私がカットしています。

主人も、結婚してから一度も床屋に行きませんでした。

最期は、私が病院でシャンプーとカットしました。

亡くなる5日前です。

中1の長男、小4の次男、中3の次女、共々2度しか美容院に行ってません。

私がカットしてます。

安上がりですが、美容院にとっては、物足りない客人です。

昨日、高麗川駅前の 『ヘアメイク リーフ』を初めて利用しました。

こちらの店長さんは、私の体操教室にも来て下さっており

1月のてんつくマンの講演会や、その後の懇親会に、ご夫婦揃って参加して下さいました。

また、てんつくマン講演会のチラシを置いて下さったり、ポスターを掲示して下さったり

色々とご協力下さいました。

店内は名前の通り、緑が多く、窓が大きく、内装も明るい雰囲気で、

癒しの空間にしたかったというご主人の思いが感じられました。


司会の仕事をしていると、和服で司会をする機会もあり、

ある程度アレンジが出来るくらいの長さにキープしておかなければならないので

アップが出来るくらいの長さを残して、かなりボリュームを落として貰いました。

【Befor】

                                                 【After】
そしてサイドから見るとこんな感じ
注文通りのスタイルにして頂きました。

こちらの店長さんは、本当に穏やかな性格の方で、「歩く癒し」といった感じです。

時間の流れが、普通の人とは違っているような・・・

それでも、飯能青年会議所の一員として活躍されています。

飯能JCIが一年半前にてんつくマンを日高市に呼んで講演会を主催して下さらなかったら

今の私はいません。

店長さんも、時々てんつくマンのメルマガを読んでいらっしゃるとの事。

それだけでも大きな共通点で、親近感を覚えます。

6月には第一子が誕生予定との事。

私も、今から楽しみです。

皆さんも、よろしかったら『 ヘアメイク リーフ 』でゆったりした時間を過ごしてみては如何でしょう?
高麗川駅改札を右に、線路沿に歩いて1分以内。

℡:042-989-8019  住所:日高市原宿336-1

2012年3月4日日曜日

No4・ポスターのモデル

3月4日(日)

高麗郡建郡1300年に向けてのロゴマークを、広く募集する為、ポスターを作成する事になり、
高麗神社境内にて、撮影を行いました。

















やはり、出で立ちが珍しいので、参拝に来られた方々に囲まれてしまい、

撮影会のようになってしまいました。

朱蒙の撮影に使われた剣と、撮影用の衣装を着て私の隣に凛々しく立つのは

先月の高麗鍋コンテストで準優勝した、京城フーズの加藤さん

【バックナンバー2012.2月号第4回・高麗鍋コンテスト】

お母様が韓国人で、撮影現場でスタイリストをされていた事もあり、

鎧を着せたり、メイクをしたり、髭を描いたり・・・

この鎧、本革で作られているので、とても重いんです。

一人ではとても着られないんです。

どんなポスターになるのでしょうか

カメラマンは高麗郡建郡1300年記念事業委員会芸術部の

宮崎晃一さん。

【facebook:kouiti1962】

【 twitter:@crane_islando 】

撮影がとても楽しかったと、喜んでいらっしゃいました。

2012年3月2日金曜日

No3・6年生を送る会

3月2日(金)

高萩北小学校で、6年生を送る会が行われ、ゲストとして歌を歌って来ました。

ゲームやリトミックも含み、約30分間のステージでした。
私のオリジナル曲 「ありがとう、おめでとう」 は、いつもの通り、

水の結晶の写真集を使って解説しました。

水には目がある事、耳がある事、模写の力がある事、

発した言葉に真っ先に反応するのが、自分の体内の7割の水分である事

やはり6年生の反応が違いました。

真剣に写真集を覗いていました。

私の出番の前に、1年生から6年生までの出し物がありましたが、

どの学年も心がこもっていて、素晴らしかったです。

また、後輩達の歌や踊り、お芝居を見ている6年生達の顔が素敵でした。

自分達の為に練習を重ねて来てくれた後輩達の姿を、愛おしそうに見ているんです。

ちょっと心配しながら、応援しながら、感謝しながら、驚きながら、

1年生の中には、6年生が去ってしまうのが悲しくて、寂しくて、辛くて、

泣いている児童もいました。

先生が“嬉しい事なんだよ!おめでたい事なんだよ!”と言っても抑えきれない様でした。

きっと、6年生との思い出や、お世話になったという実感があるのかも知れませんね。

6年生への送る言葉の中に

「 6年生の皆さんは本気を示して下さいました。

お手本となってくれてありがとうございました。」

という言葉がありましたが、そう言われた6年生達は誇らしかったことでしょう。

会が終了後は、1年生の教室で給食を食べました。

1年生の机も椅子も本当に小さいんです。

可愛い小人さんさん達と、楽しいひと時を過ごしました。

箸で口に物を運ぶ姿そのものに、愛おしさを感じてしまいます。

給食のメニューは、高麗鍋。

 
美味しかったです。

ついついおかわりをしてしまいました。


一年生の教室で見かけた掲示物です。

大人社会にも通用する言葉だと思いませんか?



相手を見て聞く                聞こえる声で話す

静かに最後まで聞く             口をしっかり開けて歌う

大事なところをよく聞く            最後まではっきりと順序よく話します。

自分の考えと比べて聞く


帰る時、玄関にたくさんの先生方がお見送りにいらして下さって、大変恐縮してしまいました。

児童にとって大切な日に、同席できただけでも嬉しかったです。

そこで、歌う場を与えて頂けた事に、素直に喜びを感じました。

心温まる一日でした。

2012年3月1日木曜日

No1・2分の1成人式

2月28日(火)

次男の通う小学校で、2分の1成人式が行われました。

10才になる小学4年生が毎年3学期の授業参観で行う取組です
集まった保護者の皆さんに、歌と踊りの披露をしました。

八王子の学校では、このような行事はありませんでしたし、

「2分の1成人式」という言葉さえ聞いた事がありませんでした。

10歳の時点で、それぞれが描く将来の夢を、父兄の前で一人一人が語ります。

今、中1の長男は当時

「お父さんのような科学者になりたいです」と語りました。

嬉しかった。本当に嬉しかった・・・

ただの「科学者」 ではなく 「お父さんのような」 と前置きしてくれたから。

私は主人を尊敬していましたので、尊敬する主人を、息子が目指したいと語ってくれたのは有難かった。

それなのに・・・、

その年の暮れ、主人は天国に逝ってしまいました。

長男のダメージはとても大きかったのを覚えています。

寂しく辛い日々を懸命に耐えていた。痛々しいほどに。

その小さな肩を震わせながら“お父さんに会いたい”と泣いていました。

でも告別式の時、彼が読んだ主人への手紙の中で

とても前向きな言葉がありました。

“お父さんに教えて貰いたい事がいっぱいあったけど、大丈夫です。

自分で色んな人に会いに行って教えて貰います。”と

10歳で大きな試練を乗り越えなくてはならなかった分けですが

それほど、彼は強いという事です。

立ちはだかる壁は、その人の器に合わせた高さで現われると言いますから。
今回、次男の2分の1成人式では、次男は画家になりたいと言いました。

“へぇ~!”、驚きました。

でも彼の描く絵には希望を感じさせてくれるパワーがある様に思います。

彼が本当にその夢を目指すのなら、応援してあげたいと思います。

てんつくマンが、よく「ドリームキラー」になってはいけないといいます。

“なれるわけがないでしょう?”とか

“世の中は甘くないのよ!”とか

“才能がないと無理よぉ~”とか

自分の常識で子供の人生を決めてしまってはならないと。

それぞれに目指したい理由があるわけで、

大切なのは

何を目指したいかではなく

何故、それを目指したいのか

動機をみてあげるべきですね。

親が子供に言うべきは 「 あなたなら大丈夫。私はあなたを信じてるから 」

この一言だけでいいんだと、てんつくマンは言います。

私が逆に自分の親にそう言われたら、怖いものなしです。

自分を産んでくれた人が自信を持ってその言葉を言ってくれたら、

それが大きな支えになります。

“大丈夫、大丈夫だから。君ならやれる。だって私の子だから”

まずはこの言葉を伝える私自身が自分に自信を持って生きて行かねばと思います。

“お母さんにそう言われてもなぁ~”なぁんてことを言われてしまったら・・・

がっかりですよね

でも、“主人の血が流れている子供達だから大丈夫”という思いがあります。

実は、子供と向き合う上で、それが私の中では大きいんです。

あの世とこの世、両面から一緒に子育てしていけたらと思います。

それにしても、この10年で子供達は成長しました。

10年前、次男はまだ歩けなかったんですから。

長男も、次女も、幼稚園児です。

私はこの10年でどれだけ成長したんですかね?

10歳のこの子達が、10年後20歳になった頃、

私もそれなりに成長していたいと思います。

外見は変わらず、でも、中身は深く。