2011年9月20日火曜日

No15・中学校・体育祭

9月17日(土曜日)

次女と長男の通う中学校の体育祭が開催されました。

私はPTA役員をしているので、保護者競技に参加しました。

自分の中学時代を思い出してしまいました。

実は、こう見えても、小学4年から高校3年まで、リレーの選手でして・・・

“カモシカ”というあだ名で呼ばれていました。

今でも “位置に付いてぇ、用意!”という言葉を聞くと

血が騒いでしまいます。

私は器械体操部に所属していましたが、日高市内の中学校には器械体操部がないのがちょっと残念です。

結局、体育科に進み、一通り運動全般を学び

体育の教職課程を取るために、秋田の母校で3週間の教育実習をしました。

中学生達の底知れないパワーに、毎日毎日、刺激を受けながら

体育教師への夢を膨らませていましたが

学校という、社会の枠組みの中で生きる事に、どこか抵抗を感じていました。

結局、今、自分で体操教室を開き、体操を教えている分けですが

私自身が楽しんでいます。

それにしても、中学生達はパワフル!

グラウンドを走る彼らの、真剣な顔、鍛えられた肉体、真っ黒に焼けた肌、

とにかく、手を抜いている子はひとりもいないんです。

我が子が、リレーで前の走者を追い越しそうになると、

もう、気持ちは一緒に走ってました。

そして、追い越した瞬間、ガッツポーズ。

観客席では、保護者の方々が自分の子供だけでなく

子供の友達や、近所の子供達にも熱い声援を送っているわけです

緊張していそうな子供には、“頑張れぇ”ではなく、

“力を抜いてぇ、”とか “楽しめぇ~”とか

自分の身内以外の大人たちに応援されて、悲しむ子はいませんよね。

その声援に精一杯、応えようと、歯を食いしばる姿は

本当に美しい。

中学校の運動会に、これだけの保護者が集まること自体、

素晴らしい事だと思います。


親バカになってしまいますが、

私の長男は“絶対、観に来てね!”と言いました。

私が“、応援しに行くからね。頑張ってね” と言うと

“ 僕の為じゃないよ、青団の応援をしに来てよ。必ず優勝するからさ”  と。

自分個人よりも、青団の事を考えていたんです。

団体戦にむけての意識が、ちゃんと育っている事に

私は小さな感動を覚えました。

彼はクラスでは学級委員長を務めているのですが、

それが、かなりしんどいらしく、愚痴をこぼすことがありました。

でも、いい加減にやっていない証拠でもあると感じています。

担任の先生に言われました。

学力や体力だけでなく リーダーシップを持つ為には

リーダーというポジションに置かれなければ、学べない内容があるから

クラスの長になれたのは、貴重な事だと。

将来、必ず役に立ちますよ!と。

そう言えば、私も、部活では部長を、クラスではクラス委員長を、

その他、いつも長の付く立場に立たされていました。

今、保護者になっても、PTA役員の委員長、地域の育成会の会長等

結局、リーダーの立場を与えられてしまいます。

正直、大変です。

でも、そのポジションからしか学べない事があると言い聞かせ

やだやだではなく、どうせなら、楽しんだ者勝ちと思って

取り組むようにしています。

そうそう、運動会の応援の一つとして、児童達が描く絵がありますので

ご覧下さいませ。