2011年9月16日金曜日

No14・植物との付き合い方

私のお友達をご紹介します。

“ケンちゃん”です。
2か月前、私の教育委員の就任祝いとして、この花を届けて下さった方のお名前をそのまま付けて、育てています。

ごめんなさい、

花の名前が分かりません。

でも、私の中ではケンちゃんです。

私も、知人に花や観葉植物を贈る事がありますが、

とかく、贈った後はそれきりで、その後の成長過程を気にすることはありません。

でも、もし、時が過ぎ、贈った相手から、

“お陰様で、元気に咲いていますよ!”などと報告を受けたら、

嬉しいと思います。

私も、お祝いとして届けて下さった、そのお心が有難かったので、

大切に育てようと思いました。

そして育てているうちに、感謝の気持ちよりも、

相手を応援する気持ちの方が上回るようになりました。

毎朝 “ケンちゃん、今日も一日頑張りましょう!” と

声を掛けて、水を差してます
もちろん

ブルーボトルの水です。

いつの間にか

それが習慣に

なりました。

この花、逞しいんですよ。

一度、全て散って、葉っぱだけになりましたが、こうして二度目の花を咲かせてます。

復活!復活!

健気ですよね

“ありがとうねぇ~、また花を咲かせてくれて!

嬉しいよぉ~私も頑張るからねっ。”

せっかく咲いてくれたのだから、

無視しないでありったけ褒めてあげてます。

“あなたのその色とっても素敵よ。可愛いわよぉ。

形もけっこう凝ってるじゃなぁい?”

皆さんも、植物に話しかけてみて下さい。

道で知人とすれ違ったら、声をかけるでしょう?

そんな感覚で。

独り言は抵抗があるという方は、見つめてあげて下さい。

植物は音声だけでなく、眼差しにも敏感です。

4か月程前、とても辛い出来事があり、

精神的、肉体的にもダメージが大きかった時期

いつも枕元に置いていた観葉植物が、

やたら元気でした。

というか、エネルギーを放っていました。

ベッドから起き上がるのもしんどかった私に

必死になってパワーを送ってくれました。

私の心境に反応して、出来る精一杯をしてくれたんだと思います。

かなり長い期間、付き合ってくれました。

よく、人間のマイナスエネルギーを吸い取って、身代りになって枯れてしまう事があると言いますが、

私が立ち直る過程を見届けると、嬉しくなって

更に元気になった感じです。

枕元にいてくれているので、おそらく、私の寝顔も見ているのでしょう。

一番無防備な状態の私を知っているので、

絆も深いのです。

“全部知ってるんでしょ?”

“知ってるよ。見てたからね。夢の中でも泣いていたね・・・”

という具合に。

私の愚痴を聞かされても、枯れることなく寄り添ってくれてます。



植物は同じ地球に生きる友達です。

同じ太陽の光を受け、一緒に育つ 仲間です。

ただ、人間の様に、動き回ることをしない生き方を選んだだけの事、

動かないからこそ、愛情にも敏感です。

光と、水と、土と、愛情があれば、花は元気に咲くのでしょう。

もし枯れても、それもメッセージとの事。

お役目が終われば、散るまで。

長く付き合えるよう、今日も言葉を掛けてます。