2011年9月29日木曜日

No21・ライブのお知らせ







































      『ヒロコママの秋の夜長ライブ』を10月と11月、開催します。

      『White Christmas ・ライブ』を12月22日に予定しています。

     チケットお申込み:http://stramd.com/から「contact us」のページを開く。
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「夜長」と言いましても、夜8時半には終わります。

お時間のある方は、終了後も ごゆっくりご歓談頂いて構いません。

私のオリジナル曲の他、童謡、秋にちなんだ歌など、ご用意致しました。

私の思いと致しましては、3・11の震災から半年以上が過ぎて

今なお、心に傷が癒えないまま、それでも懸命に生きていらっっしゃる方々への

祈りの場にしたいと思っています。

これから一足先に、東北地方は厳しい冬を迎えることでしょう。

寒さに心まで冷え切ってしまわないように・・・

ライブ会場を温かい思いでいっぱいにして、東北の地に届けたいと思います。

ですから、皆様、ご存知の歌がありましたら、是非ご一緒に口ずさんで頂きたいです。
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 震災後、間もなく 歌手の「松山千春」さんが言った言葉です。

     金のある奴は金を出せ

     知恵のある奴は知恵を出せ

     力のある奴は力を貸せ

     私には何も無いという奴は、元気を出せ!

震災後、「自粛ムード」になり、イベントがことごとく中止になり

私も司会の仕事がほとんどキャンセルになりました。

4月中頃から、自粛からは何も生まれない!との声が上がり

だんだんイベントが開催されるようになりました。

司会業も再開出来たわけですが、その時私は司会をしながら

この、松山千春さんの言葉をよく引用させて頂きました。

会場の皆さん、出演者の皆さん、スタッフの方々が

この言葉に背中を押され、本当に生き生きとした表情に変わっていったのを実感しました。

災害に会わずに済んだ私達が、まずはその事実に感謝し、

元気いっぱい、前向きに、生きていくことも

立派な支援だと思います。

元気な波動は、広がっていくでしょう。

同じ日本列島に生きる民、繋がっています。

めいっぱい喜んで生きることに、負債を感じなくても大丈夫!

あふれた喜びは、あちらこちらにこぼれて、幸せの種となると信じましょう

人の幸せをついつい嫉んでしまう人がいたら・・・

自分がそのように嫉妬の目で見られる事があったら・・・、

ただ心、静かに 「私は誰をも、嫉まない」と言い聞かせます。

「足るを知る」

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

あぁ、何だか偉そうに説教じみた事を申してしまいました。

人前に立つ機会が多いと、それだけ人の反応も様々ですから

人の意見に 振り回されて心乱れてしまう事も多々あるんです。

立ち直れない程の言葉の矢が突き刺さる事もあります。

あっ、愚痴ってしまいましたかね・・・

でも、どんな言葉も出来事も、捉え方次第で

幸せになれると実感してます。

主人を亡くして間もない人間が

「私は今、幸せです」と言ったら不謹慎に思われるでしょうか?

でも、事実 私は幸せです。

主人の分も、幸せに生きています。

主人と共にこれからも幸せに生きていきます。

死者と共に生きるのは変ですか?

この度の震災で犠牲になられた多くの方々が

消えて無くなったとは思えないでしょう?

あれだけ多くの魂が、どこに消えたと思いますか?

目では確認できないだけで、大切な人の傍に寄り添っていると

感じられませんか?

肉体の束縛から解放され、自由に活動できるようになったのだと思えば

こちらも、いつでも呼びかける事が出来ます。

妙な話かも知れませんが、

私は主人の三回忌の準備を、主人と相談しながら進めています。

お彼岸の時期、あちらの世界に思いを馳せています。


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2011年9月27日火曜日

No20・秋田弁で朗読会

以前ブログで紹介しました、『さんだ』という御惣菜屋さん。


お陰様で、私がお連れしたお客様や、私のブログを見て訪ねて下さった方が

常連さんになって下さっているようで、本当に嬉しく思います。

まだ 『さんだ』の御惣菜を召し上がっていらっしゃらない方、

初来店の時には、是非「秋田出身の長谷川さんの紹介で来ました!」と伝えてみて下さい。

今日も、ある方から「長谷川さんの名前を出したら多めに御惣菜を頂いた」と、お礼の電話がありました。

昨日は日高市在住の画家、又野龍也さんと “さんだ” で昼食をご一緒にさせて頂きました。

又野さんはTBSテレビ『日本むかし話』の演出、作画家として活躍されていらっしゃっいました。
恐らく、日本人なら一度は又野さんの絵を目にした事があるでしょう。

高麗神社にも展示してあります。


来月、『さんだ』でライブを行う事になりました。

弾き語りと、秋田に伝わる昔話の朗読をします。

しかも秋田弁で。

その日は、会場に又野さんの作品も展示する予定です。

10月23日(日) 会場=pm1:30  開演=pm2:00~ 終演=pm3:30

チケット:1000円(コーヒー&デザート付)

チケットは 『さんだ』で直接購入出来ます。先着順

また私にご連絡いただいても構いません。《042-989-3824》長谷川まで

駐車場は限りがございますので、なるべくでしたら、徒歩か・・・

すぐ目の前にヤオコーやツタヤがありますので、

お買い物をされて、そちらに止めて頂く事も可能かと思います。


さぁ、秋田で生まれ育った私の本格的秋田弁、

果たして埼玉県の方には通じるでしょうか?



日本標準出版の『むかし話シリーズ』の、秋田県バージョン。

秋田で語り継がれてきた昔話が、秋田弁そのまま活字に表されています

私の小学時代の社会科の先生が、この本の中で3作品書いています。

ライブ当日はその中の一つ、『八郎太郎物語』を、ご紹介しようと思っています。

他にも、私が幼い頃 父に、よく語って貰った『三枚のお札』などが入っています。

私の父は、いつも何も見ず、素語りで、いろいろな話を聞かせてくれました。

絵は一度も見ていないのに、当時、頭に描いていた情景が、

絵本よりも明確に記憶に残っているのが不思議です。

そして何度聞かされても、飽きる事がないのです。

話の一番最後に、締めの言葉として必ずこう言います。

『 とっぴんぱらリんのぷー! 』

未だに意味を把握できずにいます。

あらすじはよく知っているのに、安眠剤の様に、毎晩せがんでいました。

特に 『ヤマタノオロチ』 は大好きで、私は父の言葉そのまま暗記してしまいました。

そして小学2年生のある日、私は教室で『ヤマタノオロチ』を何も見ずに

クラス全員の前で発表しました。

その時の状況が未だに記憶に残っているなんて・・・

こんな年齢になっても、むかし話は 子供心を呼び覚ましくれます。

是非、聴きにいらして下さいませ。

又野さんの作品だけでも見応えがありますし、

それから美味しいコーヒーと、デザートでお腹も満たされるでしょう。

そして、秋田弁の昔話を聞きながら、非日常を満喫して頂けたらと思います。

2011年9月25日日曜日

No19・災害ボランティア・バスパック


近所に、このバスパックに参加された方いらっしゃって

お話を伺いに行って参りました。

実際に被災地に行き、支援活動をされた方々からの報告や感想等を聴き、

本当に、息の長い支援が必要だと感じました。

飯能市長の挨拶もありました




小学2年生の寄せ書きを持って、震災から半年経った9月12日に再び行ってこられた、学校の先生です。



このランドセル、半年経ってこのままと言うことは・・・・

持ち主はもう生存していないとうことでしょうか。

この新聞を見て言葉がでませんでした。

同じ日本に、まだまだ悲しみと寂しさを抱えたままの人達が

大勢いるのですね

ようやく仮設住宅で暮らせるようになったのに

そこで自ら命を絶ってしまう人がいるとの事。

それがもし自分の親だったら・・・・

そんなことを考えると

何だか申し訳なくなってしまいます。

人の痛みを自分のものにするにはどうすれば良いのでしょうか

同じ土俵に立たずして、共有は出来ないものでしょうか

今の私は思いを馳せるしかありません。

そして“忘れたことはありません”と言うしかありません。

また、身近な人を今まで以上に大切にする事

自分自身を復興させたいと感じています。

この時代を選び、日本人として生きる事を選択した自分を

今一度、見つめ直し、

自分が本当にしたい事が何なのか

自分の魂が喜ぶ事は何なのかを整理する所から

再出発する機会を与えられたのだと思っています。


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No18・小学校運動会

9月24日(土) 高麗川小学校の運動会が行われました。

台風15号の去った後で、天気に恵まれました。

先週の中学校の体育祭とはまた、がらっと雰囲気が違って

とにかく、可愛らしい。

走っても、転んでも、踊っても、叫んでも、

全ての行動に、思わず笑みがこぼれてしまいます。


限界に挑戦する小さな勇士達に、ずっと拍手を送ってました。



5,6年生たちの組体操は、毎年テーマが違います。

今年のテーマは『 立ち上がる力 』

私は、涙もろいのでしょうか・・・・

組体操を見ていてこみ上げて来てしまいました。

演技の途中、いきなり激しい落雷の音がして

音がする度に、ばたばたと子供達が倒れていくのです。

倒れ伏して動かなくなってしまった子供達が

グラウンドのあちらこちらに散らばっている・・・

その光景が、な なっ 何だか まるで・・・

胸が締め付けられそうになったのは私だけでしょうか?

しばらくすると、一人ゆっくり立ち上がり、

倒れたままの仲間に手を差出し、

その手を掴んでまた一人が立ち上がり

最後に全員が起き上がり

そして慎重に、でも、確実に人間ピラミッドを築いたのです



最後はグラウンドの中央に全員が結集して

円陣を組んで、空に向かって、力強く拳を振り上げました。

どんな気持ちで臨んだのか、児童達に聞いてみたいと思いました。

組体操だけで、これ程の表現ができるなんて素晴らしいです。

復興目指して、精一杯生きている方々に届けて差し上げたいと思いました。


小学4年生は、毎年沖縄のエイサーを踊る事になっているとの事。

今日は4番目の子がエイサーを踊りましたので、私にとっては今回で4度目のエイサーでした。

でも、今年のエイサーはこれまでとは少し趣が違いました。

実は4年生の先生達と、今年最初の保護者会の時に、個人的に話をしたのです。

ここ日高市が5年後、2016年に高麗郡建郡から1300年を迎えるわけで

せっかくそのような、歴史と文化がある場所で暮らしているのだから

沖縄もいいけれど、この土地ならではの、カラーを出せないかという内容でした。

それで私は、韓国ドラマ『チャングム』のサントラ盤CDを4年生の先生方に貸出し、

韓国の民族舞踊について少しアドバイスをしました。

今日、4年生のエイサーの仕上がりを見て、またまた感動してしまいました。

エイサーの途中で、突然『チャングム』のテーマ曲に変わり、

大移動して、配列も、大きく変化し、ウェイブが現われたのです。



主人にも見せてあげたかった・・・

高麗人参を通して、韓国と縁りの深い日高の町起しをしたいと

夫婦揃って、市長室で、大沢市長に告げた事を思い出しました。

八王子から、日高に引っ越して来た当時、NHKでは

『 チャングム 』が放送されていました。

主人は、高麗人参博士として世界的な評価を受けていましたので

例えばNHKの番組で高麗人参を扱う場合、主人が監修を任されていました。

めったにドラマなど見ない主人も、高麗人参が登場するシーンの多かった

『 チャングム 』は真剣に見ていました。

私がサントラ盤を購入すると、

主人は車の中では必ず聞いていました。

おかげで 我が家の子供達は韓国語を覚えてしまいました。

そんな思い出いっぱいの曲が、高麗川小学校の運動場の隅々にまで響き渡り

未来を託すべき子供達が、その曲に合わせて元気よく踊っているではありませんか!

心が震えました。

“お父さん、観て観てぇ~!ついにここまで来たよぉ~!”

1300年を迎える2016年には、「日高産・高麗人参」を高麗神社に献上したいと

語っていました。

そして『高麗王人参』と名付ける事も決めていました。

今、栽培を任せている方々の手によって大切に育てられています。

それにしても、今日は最初の一歩を踏み出せた気がします。

こうやって地元の子供達が、高麗郡建郡1300年を意識し、

体を使って表現していくようになれば、大人たちの意識も変わってくるように思います。

運動会の後、そのまま主人のお墓詣りに行って来ました。

主人の血が一番多く流れていそうな長女は

明日から北海道に修学旅行に出かけるので

“行って来ます”のご挨拶も兼ねて。

そして、私が手を合わせていると、*恒例の黄色い蝶が

どこからともなく、ひらひらと飛んで来て

しばらく私の周りを舞いながら、また去って行きました。

長女はその様子を見ながら

“あっ、お父さんだ” と当たり前のようにつぶやきました。

(*黄色い蝶=バックナンバー ;8月No10)



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2011年9月21日水曜日

No17・10月

1日(土)  あいあい祭りに出演 みんなのたーう
      
        会場:日高市総合福祉会館「高麗の里」  

        入場無料  楽しいですよ!
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2日(日)   採灯大護摩供・高麗郡建郡1300年記念事業

        会場:高麗神社境内
         
        開始:午前11時~  どなたも参加出来ます
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4日(火)   健康体操教室・レッスン

        会場:スタジオMother's 

        午前10時半~12時  300円
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6日(木)   講演会『中学生の性』 高麗川中学教養委員主催

        会場:高麗川公民館・大集会室

        午前10時~11時半

        (主催側です)
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7日(金)   高麗川小学校4年生レクリエーション参加

        会場:高麗川小学校体育館
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8日(土)   講演会『~メッセージライフ~目が見えない、これが私の個性です』         講師:田中玲子 ピアノ伴奏:本間礼子

        会場:坂戸高校音楽室

        開始:10時~
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9日(日)   レコーディング(新曲)
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10(月)   「 高麗川地区体育祭 」  玉入れ競技に出場

        高麗川小学校グラウンド
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11(火)   健康体操教室・レッスン

        スタジオMather's

        午前10時~12時半   300円
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12(水)   日高まちづくり研究会・ネイチャーコンサート最終打ち合わせ
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13(木)   入間地区教育委員会連合会全体研修会・出席

        会場:狭山東武サロン
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15(土)   第8回・巾着田ネイチャーコンサートの司会と出演

        会場:巾着田水車小屋前

        11時~15時 入場無料 *是非お越し下さい!
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16(日)   高麗王杯国際騎射競技会・会場手伝い
       (高句麗の古代衣装を着ます)

        会場:巾着田

        10時~15時  入場無料  *是非お越し下さい!
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18(火)  健康体操教室・レッスン

       会場:スタジオMother's

                    午前10時半~12時  300円  

       動きやすい服装で、お気軽にお越し下さい
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19(水)  「みんなのたーう」・依頼演奏

       会場:武蔵野の森病院
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20(木)  高麗川中学校PTA合唱団のピアノ伴奏担当(練習)

       会場:生涯学習センター
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21(金)  「ヒロコママの秋の夜長ライブ」

       会場:ストラマネジメントデザイン(武蔵高萩駅から徒歩2分)

       開演:18時/  開演:18時半~ / 終演:20時半

       チケット:3000円(ドリンク、軽食付き)

       申し込:http//storamd.comからcontact usのページへ 
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22(土)  高麗川中学校PTA合唱団のピアノ伴奏担当(練習)

       高麗川中学校音楽室
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23(日)  「ヒロコママの歌と朗読の会」

       会場:さんだ

       開場:13時半  開演:14時~

       チケット:1000円 (コーヒー&甘味・きりたんぽ)

       申し込み:さんだ (042-989-5139)

             お店で直接、購入できます
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25(火)  健康体操教室・レッスン

       スタジオMother's

       10時半~12時  300円
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26(水)   第9回日高市教育委員会会議定例会・出席

       会場:日高市役所
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27(木)   高麗川中学校PTA合唱団のピアノ伴奏担当(練習)

       生涯学習センター

       *本番は11月2日(水)  日高サブアリーナ  入場無料
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29(土)   高麗川中学校公開授業・参観    

       会場;高麗川中学校

2011年9月20日火曜日

No16・熱血講師・原田隆史

9月18日(日)

飯能市民会館にて、カリスマ講師・原田隆史さんの講演会が開催されました。

まだ51歳とは思えない、貫録がありました。

会場には、制服姿・坊主頭の男子生徒達がたくさんいました。

中学校や高校の野球部と思われますが、真剣にメモを取りながら、

聴講している学生もいました。

しかし、ちょっとざわつくと、“おい、そこ! 真面目に聴けっ!!” と

指を差すのです。

“今日は日曜日だ。休日にも関わらず、君達をここまで引率してきて下さった先生方の思いを無駄にするな!”

と、けっこう厳しい口調で言いました。



指導者としての、あるべき姿を学んだわけですが、

それは、親として、また経営者として、何より一人の人間として

どうあるべきかを示してくれる内容でした。

『 目的一番、目標二番、』

目標を定めるだけでは足りないんです。

その目標は何の為に?

なぜ、そこを目指したいの?

それが曖昧だと、目標も達成できない。

そして目標を設定する時、それまでの自分を基準にして決めてしまいがち。

これまで**だったから、きっと**位ならやれるはず・・・

過去を見て判断すると、過去を超える事は出来ないんですよね。

過去は無視。

未来の自分が、今の自分を見て、どうすべきかを決定する。

要するに未来から見て、今の自分は何をすべきかを考えるんです。

スケジュール帳に人との約束を記入するように、

「自分との約束」も、書く。

出来るだけ具体的に書く。

文字数が多ければ多いほどいい。

実は、私もそれに近い事をしていたように思います。

私は司会や歌の仕事でステージに立つ機会が多いので、

まず会場のイメージ、ステージ衣装、靴やアクセサリー、メイクの系統、MCの内容まで、

なるべく細かくシュミレーションして、本番に臨みます。

イメージトレーニングをきちんとした分だけ、落ち着いて出来ます。

準備力は自分でつけるしかありません。






中学校教師、20年の中で体得した内容が深いんです。

まるで学園ドラマのような・・・

そんな荒れた学校が、この日本にあるの?と疑いたくなるような現実。

でも そのように荒れ果てた学校を、短期間で優秀な学校に甦らせたり、

陸上競技全国1位を連続13年へと導いたり。

理想の学校像、教師像を確立するまでの過程を聴いていて

命がけで、児童に向き合ってきたのだと、感じました。

教科書「を」教えるのではなく、教科書「で」教える

教師は教科書を通して、教科の専門的な知識を教えるだけではなく、

その背後にある教訓をも伝え、

子供達の心を育てる事が出来るのだと。

子供達の将来を考えるからこそ、そして、

教師という仕事に社会的責任を感じているからこそ

妥協せずに頑張ってこられたのだと、胸打たれました。

たくさんの本を出版されていますが、読んでいて

営利を求めて執筆活動をされているわけではないのだと感じました。

必死で世の中を良くしたいと考えていらっしゃるのが伝わって来ます。

日本の将来は教育力にかかっているようです。

混乱の時代だからこそ、今一度、

子供をどんな大人に育てたいのか、どんな人生を歩んで欲しいのか、

その子供達が過ごすこの国をどういう国にしたいのか

学校任せではいけないと実感します。

やはり地域にも関心を貰わないと。

そして何より家庭での教育。

私も四児の母として責任重大です。

原田講師が、具体的にどうすれば良いのかを教えて下さいました。

三つあります。

どれも些細なことです。

“えぇ、たったそれだけぇ?”という印象があるかも知れませんが・・・

1・時間を守る

2・掃除をする

3・感謝の言葉を言う

親や教師が率先して実践して見せる事が大事なんですね。

モンスターペアレントという言葉を、よく耳にしますが

実際に以前、長男のクラスで

“何もそこまで、担任を責めなくたってぇ~”と、

苦しくなるような場面に出くわした事がありました。

教師たちのウツとか、登校拒否もあります。

教育委員になって知った事実もあります。

『教師受難の時代』ではなく、

今こそ『教育の時代』、だと思います。

会場に来ていた教職員の方々は勇気を頂けた事でしょう。

私は日高市教育委員として講演会に参加したわけではありませんが、

会場に、日高市の教員が見受けられなかったのが残念でした。

























受験生をかかえた私にとって、偏差値とか、進学率とか

数字にばかり目を向けてしまいがちですが、

目に見えない教育、心の教育を、きちんとする方が大事だと

この本を読んで感じました。



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No15・中学校・体育祭

9月17日(土曜日)

次女と長男の通う中学校の体育祭が開催されました。

私はPTA役員をしているので、保護者競技に参加しました。

自分の中学時代を思い出してしまいました。

実は、こう見えても、小学4年から高校3年まで、リレーの選手でして・・・

“カモシカ”というあだ名で呼ばれていました。

今でも “位置に付いてぇ、用意!”という言葉を聞くと

血が騒いでしまいます。

私は器械体操部に所属していましたが、日高市内の中学校には器械体操部がないのがちょっと残念です。

結局、体育科に進み、一通り運動全般を学び

体育の教職課程を取るために、秋田の母校で3週間の教育実習をしました。

中学生達の底知れないパワーに、毎日毎日、刺激を受けながら

体育教師への夢を膨らませていましたが

学校という、社会の枠組みの中で生きる事に、どこか抵抗を感じていました。

結局、今、自分で体操教室を開き、体操を教えている分けですが

私自身が楽しんでいます。

それにしても、中学生達はパワフル!

グラウンドを走る彼らの、真剣な顔、鍛えられた肉体、真っ黒に焼けた肌、

とにかく、手を抜いている子はひとりもいないんです。

我が子が、リレーで前の走者を追い越しそうになると、

もう、気持ちは一緒に走ってました。

そして、追い越した瞬間、ガッツポーズ。

観客席では、保護者の方々が自分の子供だけでなく

子供の友達や、近所の子供達にも熱い声援を送っているわけです

緊張していそうな子供には、“頑張れぇ”ではなく、

“力を抜いてぇ、”とか “楽しめぇ~”とか

自分の身内以外の大人たちに応援されて、悲しむ子はいませんよね。

その声援に精一杯、応えようと、歯を食いしばる姿は

本当に美しい。

中学校の運動会に、これだけの保護者が集まること自体、

素晴らしい事だと思います。


親バカになってしまいますが、

私の長男は“絶対、観に来てね!”と言いました。

私が“、応援しに行くからね。頑張ってね” と言うと

“ 僕の為じゃないよ、青団の応援をしに来てよ。必ず優勝するからさ”  と。

自分個人よりも、青団の事を考えていたんです。

団体戦にむけての意識が、ちゃんと育っている事に

私は小さな感動を覚えました。

彼はクラスでは学級委員長を務めているのですが、

それが、かなりしんどいらしく、愚痴をこぼすことがありました。

でも、いい加減にやっていない証拠でもあると感じています。

担任の先生に言われました。

学力や体力だけでなく リーダーシップを持つ為には

リーダーというポジションに置かれなければ、学べない内容があるから

クラスの長になれたのは、貴重な事だと。

将来、必ず役に立ちますよ!と。

そう言えば、私も、部活では部長を、クラスではクラス委員長を、

その他、いつも長の付く立場に立たされていました。

今、保護者になっても、PTA役員の委員長、地域の育成会の会長等

結局、リーダーの立場を与えられてしまいます。

正直、大変です。

でも、そのポジションからしか学べない事があると言い聞かせ

やだやだではなく、どうせなら、楽しんだ者勝ちと思って

取り組むようにしています。

そうそう、運動会の応援の一つとして、児童達が描く絵がありますので

ご覧下さいませ。

2011年9月16日金曜日

No14・植物との付き合い方

私のお友達をご紹介します。

“ケンちゃん”です。
2か月前、私の教育委員の就任祝いとして、この花を届けて下さった方のお名前をそのまま付けて、育てています。

ごめんなさい、

花の名前が分かりません。

でも、私の中ではケンちゃんです。

私も、知人に花や観葉植物を贈る事がありますが、

とかく、贈った後はそれきりで、その後の成長過程を気にすることはありません。

でも、もし、時が過ぎ、贈った相手から、

“お陰様で、元気に咲いていますよ!”などと報告を受けたら、

嬉しいと思います。

私も、お祝いとして届けて下さった、そのお心が有難かったので、

大切に育てようと思いました。

そして育てているうちに、感謝の気持ちよりも、

相手を応援する気持ちの方が上回るようになりました。

毎朝 “ケンちゃん、今日も一日頑張りましょう!” と

声を掛けて、水を差してます
もちろん

ブルーボトルの水です。

いつの間にか

それが習慣に

なりました。

この花、逞しいんですよ。

一度、全て散って、葉っぱだけになりましたが、こうして二度目の花を咲かせてます。

復活!復活!

健気ですよね

“ありがとうねぇ~、また花を咲かせてくれて!

嬉しいよぉ~私も頑張るからねっ。”

せっかく咲いてくれたのだから、

無視しないでありったけ褒めてあげてます。

“あなたのその色とっても素敵よ。可愛いわよぉ。

形もけっこう凝ってるじゃなぁい?”

皆さんも、植物に話しかけてみて下さい。

道で知人とすれ違ったら、声をかけるでしょう?

そんな感覚で。

独り言は抵抗があるという方は、見つめてあげて下さい。

植物は音声だけでなく、眼差しにも敏感です。

4か月程前、とても辛い出来事があり、

精神的、肉体的にもダメージが大きかった時期

いつも枕元に置いていた観葉植物が、

やたら元気でした。

というか、エネルギーを放っていました。

ベッドから起き上がるのもしんどかった私に

必死になってパワーを送ってくれました。

私の心境に反応して、出来る精一杯をしてくれたんだと思います。

かなり長い期間、付き合ってくれました。

よく、人間のマイナスエネルギーを吸い取って、身代りになって枯れてしまう事があると言いますが、

私が立ち直る過程を見届けると、嬉しくなって

更に元気になった感じです。

枕元にいてくれているので、おそらく、私の寝顔も見ているのでしょう。

一番無防備な状態の私を知っているので、

絆も深いのです。

“全部知ってるんでしょ?”

“知ってるよ。見てたからね。夢の中でも泣いていたね・・・”

という具合に。

私の愚痴を聞かされても、枯れることなく寄り添ってくれてます。



植物は同じ地球に生きる友達です。

同じ太陽の光を受け、一緒に育つ 仲間です。

ただ、人間の様に、動き回ることをしない生き方を選んだだけの事、

動かないからこそ、愛情にも敏感です。

光と、水と、土と、愛情があれば、花は元気に咲くのでしょう。

もし枯れても、それもメッセージとの事。

お役目が終われば、散るまで。

長く付き合えるよう、今日も言葉を掛けてます。

2011年9月15日木曜日

No13・作曲依頼

今日、ある方から作曲の依頼を受けました。

頂いた詞が、素晴らしかったので

家に持ち帰ってすぐ曲を付けました。

“出来ました!”と報告すると、驚いていました。

なんせ期限は今年いっぱいと言われていましたから。

今日受け取って、今日仕上げたので。

公式発表は来年の夏です。

以前、ハリウッドスター・スチーブンセガールさんの元奥様(日本人)から

作曲の依頼を受けて、ご本人の詞に曲を書いたことがあります。

約14年前の事です。

これは正直、苦労しました。

詞の内容が自分の経験したことの無い世界でしたから。

イメージ力を総動員して作りました。

アレンジャーに上手に編曲して貰いましたが、約1か月半かかりました。

デモテープは私のヴォーカルでレコーディングしましたが、

実際は、当時、女優としてデビューしたてのお嬢様が歌いました。

今、実は、ある町のマスコットキャラクターのテーマソングの作曲を依頼されているのですが、

詞を書くところからなので、なかなかはかどらず

依頼を受けてから既に半年経とうとしています。

先方も気長に待っていて下さっていますが、申し訳ないです。

自分の曲は、大体 詞と曲が同時に湧いて来ますが

やはり作ろうと思って、出来るわけではありません。

歌いたい衝動に駆られる瞬間を、待つしかありません。

その瞬間がいつやって来るか自分でも分かりません。

先週≪ あの日のままで ≫ という歌を作りました。

音域が広くないので、歌うと言うより、語りの様な曲風です。

完成まで30分もかかりませんでした。

つい最近の出来事をテーマにしています。

来月のライブで初披露します。

人生を歌にしてしまうことで、人生そのものを自然に消化できると実感します。

今日、出来上がった曲は、詞の内容に心から共感できたので

集中して曲作りに取り組む事が出来ました。

何でもそうだと思いますが、感動が伴わないと無理があると思います。

仕事も、勉強も、付き合いも・・・

『 感動なき所に、成長はない!』

きっと人間は、感動を求めて生きているのでしょう。

そうそうっ!「神経細胞」=「新生ニューロン」

この脳の神経細胞は感動した分に応じて、増えていくそうです。

嬉しい事に、何歳になってもです。

だから私はなるべく小さな事にも大袈裟に感動するようにしてます。

新聞の記事を読んで、よく泣きますし。

笑いもします。驚いた記事には、“えぇ~!”とか“へぇぇ~!”とか

声を出します。

呆れた記事には、思い切りため息をつきます。

魂を揺さぶるような感動は、自分一人に留めておけず、

周りに伝えます。

感動するだけで脳が活性化されるとか、歳をとらないとか、

健康にいいとか、幸福感が増すのなら

些細な事にでも、心を反応させる習慣をつけた方が得ですよね。

私はそれを『感動体質』と呼んでいます。

一人だけで感動していると浮いてしまうので、

周りも『感動体質』にしたいんです。

いっぱい、いっぱい感動して、

感動的人生、刺激的人生を送りましょう!

そして、それらを、歌にしてしまいましょう!

私が毎回、ライブで歌う「ひまわり」のサビの部分は

  『  悲しい時は泣いて下さい

     嬉しい時は歌を歌って

    咲いたひまわり、咲いたひまわり

    今年もあなたは空に向かって  』  です。

こうして、ほぼ毎日ブログを更新しているように

『最高の自分』を、毎日 更新していきたいと思っています。

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No12・かねひら

川越線・武蔵高萩駅から、徒歩6分の所に

『かねひら』という、創作料理のお店があります。

広い通りから路地に入り、看板も出ていない、普通の民家です。

住居をお店にしたとのことですが、

驚いたのは、庭に並ぶ桜の木。

春、桜が咲いたらどんなに素敵でしょう。

桜の季節は予約しないと入れないかも知れません。

このお店では、サイボクハムのお肉を使用との事。

野菜中心のメニューもあります。


5種類の季節の野菜と


一口大の雑穀米おむすび、御新香、具だくさんの味噌汁



デザートは 豆乳プリンと、コーヒー

体が喜ぶヘルシーメニューです。



以前、こちらのスペースでコンサートをされたそうで、

40名程のお客様が入ったそうです。

窓から見える立派な桜の木々達、

その手前を小川が流れています。

開放感のある、広々としたテラス、

何せ、通りに面していないのでとても静かです。

落ち着いてくつろげます。

ピアノがありましたので、思わず弾いてしまいました。

母娘お二人で口コミだけでやっていける、安心なお店です

私は以前、飯能・日高ケーブルテレビで

「 今日も日高日和 」という番組のリポーターをしていました。

残念ながら、今、その番組はありませんが、

日高の方々はとても楽しみにして下さいました。

未だに、あの番組を復活させてほしいと言って下さる方が

少なくありません。

私自身、日高のお店や、人物、名所等をリポートしながら

多くの出会いを頂きましたし、思い出もできました。

今、こうして自分でブログに紹介させて頂きながら

私なりに、日高の良さを発信しているつもりです。

“ブログに載せても構いませんか?と尋ねると

皆さん“是非お願いします”と、嬉しそうに答えて下さいます。

そんなコミュニケーションが積み重なって、

読者の皆さんや、情報提供者の皆さん、そして私自身が

ハッピーになれたら素敵な事だと思います。

出来るだけ、たくさんの方とシェアしたいので、

是非とも、このブログを周りの方々に広めて下さいませ。

http://hirokomama.blogspot.com/


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2011年9月14日水曜日

No11・きりたんぽ

皆さん、秋田名物「きりたんぽ」ってご存知?

うれしい事に ここ日高市内に秋田の食材を使った御総菜屋さんができたんです。

今年の6月にオープンした

≪ キリタンポと惣菜の店・さんだ ≫


秋田出身の私としては、有難いお店です。

私はキリタンポ鍋を食べて育った様なものですから。

女将さんが秋田出身の方で、思わず秋田なまりが出てしまいました。

以前から、キリタンポという旗が目に付き、気になっていましたが

ついにデビューしました。



なんと、なんと、ランチメニューは全品500円。

たったの500円ですよぉ~。


しかもコーヒーが一杯100円。 このコーヒー、とにかく美味しい!

この器がまた味わい深く、ごつごつした土臭い感じが、

ほっとさせてくれます。



      ( メンチカツコロッケ1個100円)        




毎年、日高市で開催されている『高麗鍋コンテスト』』で

入賞し続けているチームがあります。

実はこの≪さんだ≫のメンバーが作る高麗鍋だったんです。

私は毎年司会を務めていますが、インタビューしたことがあり、

記憶に残っていました。

初めてお店に伺って、初めて、女将さんのお顔と高麗鍋が一致しました。

日高で、秋田出身の方が頑張っていると思うと

誇らしく思います。

店内は洋風の洒落た雰囲気です。

ご主人が全て設計されたとか、



椅子が10脚ありますので、10人は座れます。

アメリカ製の、大きなスピーカーから出る音が心地良いです。


秋田出身という事で・・・

なんと、ケーキをご馳走になりました。

とにかく、御惣菜が、たまらなく美味しい。

主婦の感覚として、1パック100~300円は本当に助かります。

秋田の珍しい食材があります。

御惣菜の内容は毎日変わります。

ですから1週間続けて買いに行っても大丈夫。

味は、私と我が家の子供達が 保証します。

それから、女将さんのお嬢様がレジにいますが、

秋田の血を引く、肌のきれいな秋田美人です!

是非、お店で お確かめ下さい。


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2011年9月13日火曜日

No10・月見どろぼう

皆さん、月見どろぼうってご存知?

中秋の名月(十五夜)の晩、お月様にお供えしている物を盗んでも許される日

子供達が月明かりの中、よそ様の家の軒先や縁側に忍び込み、

お供えしてある、おだんごやお芋、果物などを

そおっと、懐に忍ばせて持ち帰る という伝統行事。

私が生まれ育った秋田では、ありませんでした。

八王子から引っ越ししてきて、この秋でちょうどまる6年になりましたが、

八王子でも見られなかった風習です。

こちらに越してきて間もない頃、近所の方に聞いて

子供達と初めて経験しました。

大人の私でさえ、わわくわく、どきどきしましたよ。

普段は “暗くなったから、おうちに入りなさぁ~い!”と言われている子供達が

“さぁ、そろそろ暗くなったから 盗みに行っておいで!

くれぐれも見つからないようにね!”と言われたものだから、

“えぇ~、いいのぉ?おまわりさんに見つかっちゃったらどうするぅ?

等と、真剣に受け止めてしまいました。

“今日はね、月がきれいだから、おまわりさんもお月見しているんだよ。”

すると、子供達はそれだけでもう、テンションが上がってしまい

頭に風呂敷を被ったり、黒っぽい服に着替えたりで

息をひそめて、抜き足、差し足、忍び足で家を出て行きました。

子供が喜ぶようにと、おだんごや野菜の他に

キャンディ、スナック菓子、手作りのゼリーや蒸しケーキなどが供えてあって

山盛りの品々に子供達は目を輝かせ、

それでも子供なりに、少し遠慮気味に盗んでました。

次男が小学1年の時、宿題の日記にその事を書くと

担任の先生からの粋な返し書き、

“来年は、先生も是非、仲間に入れて下さい!”ですって。

昨夜の月見どろぼうは、盗みを忘れてしまうほどの

それはそれは美しい満月でした。

月に見とれている小さな泥棒さん達の姿が、何とも微笑ましかったです。

我が家の子供達は、盗みに入った家に手紙を置いて来ます。

「 あんまり月がきれいだから、泥棒しちゃいました。たぶん来年も来ると思います。」

等と匿名希望で書いたそうです。

私も「泥棒の母より」という差出しで、手紙を書いています。

昨夜は「今年で7回目の泥棒をさせて頂きました」と。

“泥棒は証拠を残さないものでしょう?!”等と電話がかかってきたり

バレバレ・・・その割には

“来月は9日が十三夜ですから、泥棒しに来てもいいですよ”とか・・・・

素敵だと思いませんか?

粋な心遣いでしょう?

心温まる行事ですよね!

こんな風に近所の付き合いがちゃんと残っているって貴重な事だと思います。

こんな思い出をたくさん持っている子供達こそが、

ふるさとを大切にする大人になるんだと思います。

それにしても、昨夜の満月はため息が出るほど美しかったですね。

たっぷり月光浴をしました。

深夜0時半頃になると、窓際に置いたベッド全体が

窓から差し込む月明かりで、青く照らされるのです。

カーテンを開けたまま、月の光に体を委ねて眠りました。

私は、月を見ていると まるでかぐや姫のように

懐かしい気持ちがこみ上げてきてしまうんです。

なぜだか、あの場所に帰りたいと・・・

ひょっとしたら、地球に来る前は月にいたのかも知れません。

ロマンですねぇ~

月はファンタジーの世界への入り口。

私は蟹座生まれなので、月の影響を受けやすいのです。

今夜も、月に浄化してもらいましょう。
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2011年9月12日月曜日

No9・映画で号泣

9月11日(日)  豪田トモ監督の映画

『うまれる』を観て来ました。

映画を観て、こんなに泣いたのは初めてかも知れません。

そして、こんなに質の良い作品はめったにお目にかかった事がありません。

命の奥深さに触れ、心が浄化されていくのが感じられました。

素晴らしい映画でした。

人間の数だけ、出産のシーンがあったわけで、

女性の産みの苦しみがあったわけで、

そこには、それぞれのドラマがあったわけで・・・、

産んでくれた親への感謝や

産まれてきてくれた我が子への感謝の思いが

ひたひたと心を満たしていくような感覚を持ちました。

出産予定日にお腹の中で息絶えてしまった赤ちゃんが

悲しむ両親に宛てて、産婦人科医の手を借りて伝えた言葉。

お腹の中から、両親の深い愛を感じ取っていたと。

二人の元に来れて良かったと。

お腹の中で過ごした十か月十日はとても幸せだったと。

地球で共に暮らす事が出来ない、短い命になると

初めから分かっていたけれど

それでも、私の選択は間違っていなかったと。

「中睦まじいあなたたちの子供に数えられたかった。

私は永遠にあなたたちの子供です。」

実は私も、一度流産を経験しているので思い出してしまいました。

お腹の中から心音が聞こえなくなった時のショック。

流れてしまったけれど、

あの子は何を伝えたかったのだろう?と・・・

外に生まれてくる事だけが生まれるではないんだと分かると

急に、流れてしまった子が愛おしく思えました。

今はあちらの世界で、主人と一緒にいるのかも知れません。

子供はメッセージを伝えにやって来るんですね

私の元に降りてきた、4人の子供達は

どうやら空の上から私を探し当てたらしい。

あえて私を選んで、私と親子関係になる事を望んでやって来た。

同じように私も、私の母親の子宮に飛び込んだ。

そして、最愛の夫に先立たれた私は今、

子供達の中に主人を見つけます。

命は繋がれていくのだと。

私は長女を妊娠中、最初のアルバム『Heavennly Morning]』をレコーディングし

出産の少し前にリリースしました。



分娩を担当した医師が、お産の時、分娩室に私のCDを流して下さいました。

お腹の中でいつも聞いていたお母さんの歌声を聴きながら、

この世に誕生させてあげたいと、

そして、生まれて最初に聞く音が、お母さんの歌声だったら

情緒が安定した子供に育つだろうとの事で

配慮して下さいました。

今、逆に私の方が長女の奏でるピアノに癒されています。

娘は独学で弾けるようになり、中学時代は毎年合唱コンクールのピアノ伴奏をしました。

吹奏楽のソロコンテストのピアノ伴奏もしています。

長女を出産後、二人目の子を流産し、しばらくして次女を妊娠しました。

セカンドアルバムは、次女がお腹にいる時にレコーディングしました。


長女を育てながら作ったので、私にとっては長女との共同作品です。

「胎動アルバム」と呼ばれていました。

こんな風に私なりに、お産のドラマがあるのです。

子供の数の分、ドラマがあります。

「MyBaby  MyAngel」というオリジナル曲の出だしは

《 産声が聞こえてほっとする~ 》です。

子育て中に作曲した「ママと一緒に」という曲は、歌っていると

今でもその時分の情景が浮かんで来ます。

当時は子育て中のお母さん達に向けて、ライブ活動をしていました。


今回あまりに感動した映画でしたので、自主上映したくなりました。

出産を経験した方々以上に、これから出産を経験する人達に是非とも観て頂きたい。

そして出来れば夫婦揃って観て欲しいです。

私も、出来れば主人と一緒に観たかった・・・

でも、そう言えば、上映会場に向かう為

車に乗ろうとしたら、たては蝶がしばらく私の周りをひらひら飛び回っていました。

以前(8月号)のブログでも紹介しましたが、私は蝶を見つけると、

ついつい主人と重なってしまうのです。

今度私が自主上映する、てんつくマンの2本目の映画の冒頭に登場する産婦人科医、吉村医院の院長先生も、今回の「うまれる」に出演されています。

今こそ、命を見つめ直すべき時代ではないでしょうか?

そう思った時、命の出発点に目をむけた

このようなドキュメンタリー映画が、大切な役割を持つと思いました。

日本のあちらこちらで上映されるべきだと感じた次第です。

9.11米国同時多発テロから10年

3.11東日本太平洋沖大地震から 半年

この節目に、この映画を観れて意義深い一日となりました。

主催してくださったmoreシネマの皆さん、ありがとうございます。

moreシネマ・お問い合わせ先

Tel:090-8341-8797  

Mail:morecinema2011@hotmail.co.jp
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2011年9月10日土曜日

No8・ブルーボトル

皆さんブルーボトルってご存知?

       
=====【宇宙エネルギー入り・スペシャルウォーター】の作り方====

青い瓶にただの水道水を入れて、

お日様に45分以上当てるだけで、ハイ!出来上がり。

青の波動と、太陽エネルギーを吸収した水は、

普通の水にくらべてまろやかで、美味しいんです。

えぇっ!?ホントにぃ~?

と思われた方。お試しあれ。

私も友人に勧められ、半信半疑でしたが、確かに違いました。

でも、こういったものは信じた者勝ちという気もします。

これは夕日を受けるブルーボトル。

このスペシャルウォーターは何にでも使えます。

ちなみに我が家では

調理用として、米を炊く時、煮物、味噌汁、コーヒー・・・、

お風呂や洗濯機にも象徴的に入れます。

観葉植物にも、この水をあげてます。

家の中で、すくすく育っています。葉も青々として元気です。

“美味しいお水だよぉ~、さぁ召し上がれ!”と声を掛けながら

水を注いでいます。


庭で放し飼いのウサギ達も、この水を飲んでます。

ブルーボトル水を生活に取り入れるようになってから、約半年。

それまでは、蛇口を捻れば、当たり前のように出て来る水を

当たり前の様に使ってきましたが、

いったんボトルに入れて、しばらく置いてから使う

というひと手間が入る事で

使わせて頂いているような感覚になるのです。

第一、日が昇るとそれだけで感謝です。

今日も美味しい水を頂ける!と

太陽に手を合わせたくなります。

「太陽との共同作業」をさせて頂いているような

謙虚な気持ちになります。

そして実はこの水、心を満たしてくれるからか、食欲が減るんです。

つまり、ちょっとの量で満たされてしまうので

がつがつ食べずに済むんです。

既に太陽エネルギーが凝縮されている水なので、

体に取り入れるだけで元気になります。

わざわざペットボトルの天然水を買いに行かずとも

この水で充分です。

青系統であれば、どんな色でも構いません。

ボトルの形も様々あります。

100円ショップなどでも手に入ります。

ちなみに私はシャンパンや日本酒などの空き瓶を利用しています。

青いボトルの商品を見つけると、嬉しくなってしまいます。

心動いて、ピンときた方は試してみて下さい。

太陽が沈んだ後、電球の灯りでも効果はあります。

とにかく、水に、青い色を通して光を当てるという事です。

作ったブルーボトルの水は、その日のうちに使い切りましょうね。
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2011年9月9日金曜日

No7・サンドラキムチのご紹介

美味しい、美味しいサンドラキムチのご紹介です。


サンドラキムチの加藤社長は、本当に心優しい方で、

主人が亡くなった後は、まるで身内の様に気にかけて下さいました。

今も主人の事を思い続けて下さっています。

そして不思議と、主人と顔立ちがどこかしら似ているのです。

加藤社長と主人は、互いに通じ合うところがあったのかも知れません。

今B級グルメなどでも話題の『高麗鍋』は

サンドラさんのキムチと、主人の専門分野だった高麗人参を入れた

日高市で誕生した名物です。

二人の思いが詰まっている、心温まる鍋料理です。

この度加藤社長は、被災した私の義理の妹の家族にキムチを送って下さいました。

義理の妹は、実家が気仙沼の海沿いだったので、

津波で全てを失いました。

幸いにも家族は全員無事でした。

今、仮設住宅ではなく、アパートを借りて生活していますが、

まだまだ不便はあるそうです。

サンドラキムチを送って下さった加藤社長のお心遣いに感謝でいっぱいです。

皆様も一度召し上がって見て下さい!

全国に発送しますので、お気軽にお電話してみて下さいませ

042-985-4900

2011年9月8日木曜日

No6・原田隆史さん講演会

直感で、参加すべきだと思いました。

日高市の教育委員になったからというわけではありません。

今、必要としている事が

間違いなく与えられると感じました。

講師は埼玉県教育委員であり

北海道、京都、大阪、高知、福岡の教師塾の塾頭であり、

教育アドバイザーとして全国で講演活動されています。

四児の母の前に、

一人の人間として、この方から学びたいと思いました。

昨年の飯能青年会議所の元理事長(大津力さん)から

講演会のお話を伺いピンときました。

よくぞ誘って下さったと感謝しています。

そして私のスケジュールが空いていた事にも

感謝です!

原田隆史さんのHPをご覧になってみて下さい。

講演の様子などブログで見る事が出来ますので

是非、是非、ご覧下さい!

そしてお時間がありましたら
 
お出かけ下さいませ。

それにしましても

飯能青年会議所の方々は熱い人が多い!

嬉しくなります。

30代の若い人達がパワフルだと町全体が活気づきます。

私は40代に突入してますから

今更メンバーには入れませんが

今後、関わっていく事で

エネルギーを頂きたいと思います。

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2011年9月6日火曜日

No5・2学期最初の給食

長い夏休みがようやく終わり、

いよいよ2学期が始まりました。

日高市内の小中学校では、9月2日、2学期最初の給食に

サンドラ・キムチが食材として使われました。

メニューは『豚・キムチ』


美味しそうな匂いに、お腹が鳴ってしまいました。



じいっと、おかずを見つめる児童。キムチが大好きなんだそうです。

給食当番は、配分に苦労していました。

容器の中身をクラスの人数分、均等に配分するのは大人でも難しい事ですよね

残さずに頂きます!

サンドラ・キムチは、我が家の子供達も大好きで、特にカクテギ(大根キムチ)が大好きです。

主人の一周忌では、参列いただいた皆様に、お返しとしてサンドラ・キムチをお渡ししました。

発酵食品は体にとても良いのです。

特に今、放射線が気になる方は、積極的に発酵食品を取り入れるようにしましょう。

キムチの他、糠漬けもいいんです。

聞くところのよると、専門家の間では 元禄時代以前の食事がベストだとか。

私はキムチと玄米、おいしい味噌汁だけで生きて行けそうな気がします。

ちなみに私の実家は米穀店です。