2011年6月5日日曜日

No3 地球は有限

6月5日・東京新聞・朝刊から


『地球は有限』自覚を

名古屋大学特別教授・野依良治さんのコメント

-------科学者は、自然エネルギーの本格活用に向けて20~30年以内にめどをつけるのが使命です。------------------

---------地球は有限です。しかし人口は増加します。--------------


亡くなった私の主人の、京都大学の大先輩であり、生前、主人が籍を置いていた理化学研究所の現在の理事長でもある、野依良治先生です。

リスクがゼロの技術はない。

問題の核心はリスクと恩恵のバランスにある。

我々が原発の恩恵を受けてきたのは事実だから、今後、慎重にリスクとのバランスで考える必要がある。・・・との内容

科学者の「想定外」は、言い逃れかも知れませんが、大事なことを専門家だけに任せてしまっていたのは私達にも責任があるように思います。

原発関係者と一般国民との対話が欠けていたことも問題ですよね。今更ですが・・・・今回の原発事故で初めて知ったことがたくさんありました。

私も四児の母として、危険だらけの地球ではなく、安心して暮らしていける地球を残していきたいと思います。

今、学校で教えるべきことは、人類の問題を解決するための教育ではないかと感じます。

環境問題、水、医療、食糧、貧困、・・・問題山積みの世の中で、子供たちが何を感じ、何を考え出すのか、他人事ではないですから。

本当に子供たちを守りたい

放射線の危険に脅えながら、地震や津波の不安を抱えながら、生きていくのは本然の姿ではありませんよね。

義務感で地球を守るのではなく、使命感や責任感ともまた違う、地球が喜ぶ事を、楽しみながら出来るようになれたら理想だな・・・と思います。

水道の水を流しっぱなしにしないとか

電気のスイッチをこまめに消すとか

ゴミを出さない工夫をするとか

物を大切に扱い、長く使うとか

夜更かしをしないで早く寝るとか

今すぐ、誰にでも取り掛かれることがありますよね

便利さを手放すのは、ちょっと勇気が入りますが、工夫する柔軟性も育つような気がします。

誰かに任せてしまうのではなく、自分も地球に住まわせて頂いている分けですから、関心を持って出来る事から取り組んでいきたいと思います。