2011年5月4日水曜日

第13回・日高市吹奏楽団定期演奏会



震災後で開催すべきかどうか検討しましたが、演奏会自体を支援活動として捉え、エールを送るつもりで、選曲したり、構成を練り直したりして、やれるだけの事をやろうという事になりました。

私もいつも通りに司会を務め、こんな時期だからこそ明るく、元気に、満面の笑みで、お客様をお迎えしようと思います。

演奏会第2部では、チャップリンの映画「ライムライト」のテーマソングに合わせて、私も踊ります。

ちょび髭に太眉、スティックに帽子の出で立ちで、ちょっとした演出も加え、非現実の世界へ会場の皆様をお連れしようと思います。

当日は私の小4の息子がどんな芝居をしてくれるか、彼のアドリブが楽しみです。親子でのステージは初めてですが、まずは親子が一緒にいられる事に感謝したいと思います。息子は家族を失った貧しい少年の役を演じます。チャップリンに扮した私が、かわいそうな少年に勇気を与え、共に生きていくというストーリーです。

この度の震災で、大切な家族を失った多くの方々に、一刻も早く笑顔が戻りますように、その悲しみが少しでも癒されますように・・・

私も一年半前に主人をガンで失い、未だ心に穴が開いたような状態ですが、それでも子供四人が側にいて、住む家もあり、仕事もあり、友人もいて、普通に生活できています。それは当たり前の事ではなくて、本当に有難い事なんですね。

そんな感謝の思いと、人間の底力を表現出来たらと思います。

是非たくさんの方々に見て頂きたいです。

お待ちしてます